トレンドブログは稼げない?初心者が失敗する原因3つ

記事
マネー・副業
トレンドブログは、検索数が膨大な話題を扱うため、初心者でも比較的多くのアクセスを集めやすいと言われています。

しかし、一方で
「トレンドブログを始めたけれど、全然アクセスが集まらない・・・」
という初心者も多くいるのも事実。
収益化できず、挫折してしまう人も多いのです。

では、トレンドブログは本当に稼げないのでしょうか。


トレンドブログはコツさえ掴めば、非常に多くのアクセスを集めることができるジャンルです。

もし今トレンドブログで稼げず困っているなら、初心者がつまずきやすいポイントを把握して、失敗の原因を探ってみましょう。

そこで本記事では、トレンドブログ初心者が失敗する原因を3つ、ご紹介します。

≪失敗の原因①:トレンドブログのネタ選定≫

トレンドブログでアクセス数が集まらず、収益が伸びない理由の1つとして、まずネタの選定に問題がある場合があります。

ネタ選びにおいて考えられる原因を3つ考えてみましょう。

<ネタが古い>
トレンドブログで取り上げる話題が、既に世間から飽きられてしまっている可能性があります。

トレンドブログで扱いやすいエンタメ・芸能ネタは、話題に上がった当初はテレビもSNSもその話題で持ち切りですが、数日もすればワイドショーにも出てきません。

それだけトレンドとは寿命の短いネタなので、ネタを仕入れるのが少し遅れただけでもアクセス数に大きく影響します。

すぐに情報を発信したつもりでも、記事を書いている間にネタの鮮度がどんどん下がってしまっていると考えましょう。

<ネタの競合が多すぎる、差別化ができない>
トレンドブログは、検索数が多くアクセスが集めやすいと言われている一方、ライバルが多くかえってアクセスを集めることが難しい場合があります。

例えばある人気アニメの実写映画化の情報が発表されたとしましょう。

「〇〇(アニメ名) 実写化」

のような検索キーワードでは、既にアクセスをたくさん集めている強いドメインにはまず勝てません。

そのため、競合に勝つために以下の対策をする必要があります。

・自分のドメインパワーに合った話題に変える
・ニッチなキーワードを狙う
・他の競合との差別化を図る

例えばキーワードを

「〇〇 実写 △△(人気キャラでない)役」

に変えるなど、少し話題をニッチな方向にずらしてみると、競合と真っ向勝負になるのを避けることができます。

他のブログやSNSで実写化に否定的な意見が多ければ、

「〇〇の実写化が期待できる理由」

など少数派に回るのもありでしょう。


アニメを実際に見た人でないとわからない、

「〇〇の実写化で見たい名シーン5選」

のような切り口で紹介するのも良いですね。


<ネタがニッチすぎる、需要がない>

競合の多い話題を避けようとして、かえってトレンドとはかけ離れたニッチな話題を取り上げてしまっている可能性があります。

マンガ好きの間で知る人ぞ知る名作が深夜帯のアニメ枠で放送される話題はファンの間ではホットな話題ですが、“トレンド”とは言えません。

この場合は以下の対策をしてみましょう。

・自分のブログのドメインパワーに合った大きな話題を取り上げる
・キーワードを工夫する(「△△役 □□□(声優)」)

アニメ化自体はマニアックな話題でも、主役を務める声優のファンからすれば、〇〇はどんなストーリーで、自分の推しはどのような役を演じるのか気になるはずです。

声優が有名ならば、そのパワーに肖ってアクセス数を上げることができるかもしれません。


≪失敗の原因②:トレンドブログのタイトルの書き方、キーワード選定≫

トレンドブログは競合するライバルも非常に多いため、ライバルに差をつける工夫が必要です。

検索結果で読者がクリックしたくなるよう、タイトルで読者を惹きつける工夫をしなければなりませんが、アクセス数が集まらない場合はSEO対策が不十分である可能性があります。

<キーワードが適切でない、検索されない>
SEO対策としてのキーワード選定が適切でないケースです。

トレンドブログにおいてはキーワードの選定は非常に重要で、流行の話題であるために競合が非常に多く、競合を避けようとすると検索にうまくヒットしないという事態に陥りやすいのです。

自分のドメインの強さに合わせた検索ボリュームのキーワードを選ぶ必要があるため、キーワード選定ツールやアクセス分析ツールをしっかり使って、検索ボリュームとアクセス数の増減をしっかり分析しましょう。

<タイトルが長すぎる、読みにくい>
タイトルが長すぎて、何が伝えたいのかわからなくなってしまっている可能性があります。

検索エンジンの検索結果に表示されるタイトルの文字数は30文字程度です。
長すぎると検索結果に全文表示されませんし、大切な部分が途切れて訴求力を失ってしまう場合があります。

SEOを気にしすぎるあまり、キーワードの詰め込みのような読みづらいタイトルになっている場合も要注意です。

現在のSEO対策では、無理やりキーワードを詰め込んだタイトルや本文は評価されません。

ユーザーにとって読みやすくわかりやすいタイトルであること、興味を引くキャッチコピーなどの方が高く評価されます。

<タイトルにインパクトがない、興味を引かない>
タイトルから興味がそそられず、アクセスに至っていない可能性があります。

検索結果に表示されたブログにアクセスしてもらうためには、「これ、何だろう?気になる」と一目で興味を引くだけのインパクトが必要です。

例えば、

「○○実写化決定!原作ファンの反応」
「〇〇実写化は反対意見多数!?△△役発表に原作ファンの悲鳴」

どちらのタイトルに興味を惹かれるでしょうか?おそらく、後者なのではないでしょうか。

人はネガティブなワードについ目を奪われます。

この記事の最終的な終着点が実写化肯定だとしても、対比として反対派の意見も記事に盛り込むことで説得力を生みますし、更にネガティブワードをタイトルに盛り込むとインパクトは大きくなります。

このように、検索でクリックしてもらうためにもタイトルにも工夫をしましょう。


≪失敗の原因③:トレンドブログの情報発信のタイミング≫

トレンドブログはどのような情報をどのタイミングで発信するかが重要です。

トレンドは常に変化するので少しでもタイミングがずれればライバルに勝つことが難しくなります。

情報発信のタイミングで失敗している例を以下に紹介します。

<情報発信が遅く、トレンドに乗り遅れている>
情報発信のタイミングで競合に後れをとり、既にライバルに読者の興味とアクセスを奪われてしまっている可能性があります。

「〇〇 実写化」という事実はみんな公式情報やニュースなどで知ってしまうので、その後に発信したところで遅いのです。

実写化が発表された直後に読者が気になっているのは、キャスト予想や取り上げられるシーンなど。

俳優さんのSNSの発言(「来月から映画撮影」「役作りのために髪を切った」など)から予想を立ててみるとか、
実写化に入れてほしい名シーンアンケートをとってランキング形式で紹介するなど、
既に出ている情報のまとめではなく、“今後”の発表に期待を持たせるような記事をみんなの興味が注がれている発表“直後”に発信することで、トレンドを先取りできます。

<情報発信が早すぎる>
トレンドを先取りしようとして、かえってタイミングを逃すケースです。

まだマスメディアも発表していない、ファンの間で囁かれている程度の噂をまとめて発信したところで、例えそれが真実であっても話題性も信憑性も弱いのです。

その情報が確定的な情報としてマスメディアが報道し、話題が沸騰する頃にはあなたの記事は既に過去の話題。

もし発表前に情報を掴んでいたのなら、報道されて話題に上がり次第即座に記事を公開できるよう構想を練っておくようにしましょう。


<記事更新が遅く、読者を飽きさせてしまう>
トレンドブログでは新記事UPや過去記事の情報のリライトの頻度も重要です。

映画のキャスト予想の記事を書いたらそのまま放りっぱなしではなく、続報に関する情報収集と発信を怠らないようにしましょう。

例えば、
・有力な情報が入り次第、記事に加筆する
・キャストが公開されたら、賛否についての意見やSNSの反応を記事にまとめる
・放映直後にすぐさまレビューを書く

トレンドブログの読者は流行に敏感で常に最新情報を求めていますから、情報更新を怠るとすぐに飽きられてしまうので、常にアンテナを張って最適なタイミングで情報を更新しましょう。


≪トレンドブログで初心者が失敗する原因 まとめ≫

トレンドブログでは、

①ネタの選定 
②キーワード選定、タイトルのインパクト 
③情報発信のタイミング

の3つがアクセス数を集めるポイントとなります。


初心者のブログを始めたばかりの弱いドメインでは、大きすぎるトレンドの波に勝てるだけのパワーがありません。

自分のドメインパワーに応じた検索ボリュームを把握し、マスメディアの報道直後にどのような情報のニーズが発生するのかを考えた上で、キーワード選定を行いましょう。


自身のトレンドブログで稼げない理由、つまずいている原因を見つけることができたでしょうか。

原因がわかっても自力で解決することが難しい場合は、うまく行っている人の力を借りるのも手ですが、ネット上にはライバルもたくさんいるので正しい情報ばかりが転がっているとも限りません。

3つのポイントを自分なりに見直してみてうまくいかないときは、講座やコーチングを受けるなどして1からしっかり学び直してみるのも良いかもしれませんね。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す