こんにちは、ニチコです。
webデザインの出品をしております。
あたりまえですが、お客様はみんな千差万別。
いろいろなことを考えておられます。
そんな中、私たち出品者もいろいろいて、伝え方も様々です。
パッと見、同じような”書籍表紙を作ります”という内容の出品でも、出品者によってクオリティは様々ですよね。
5 ― 4 ― 3 ― 2 ― 1
(上手) ― (普通) ― (下手) とか、
ひとつの指標でもあればわかりやすいのですが、クオリティは様々、またそのクオリティをお客様に伝える伝え方も様々。
どんな出品者がいいかどうやって選べばいいの??
と、よくわからなくなることでしょう。
そこで、私が考える”いい出品者と出会うには”どうすればいいかをお伝えしようと思います。
いい出品者と出会うには
そもそも”いい出品者”とは何でしょうか?
・自分の想像する以上のクオリティのデザインを作ってくれる人。
↑こんな感じだと思います。
これってつまり
・自分の想像する(もしくは想像すらできない)デザインを"形”にしてくれ、
・さらに”それ以上”のクオリティのものを作ってくれ、
・そしてさらに手短に伝えても”思いを汲んで”くれる。
要するに、技術的なことはもちろんですが、あなたと気持ちをひとつにして「作品」を仕上げてくれること。あなたの気持ちに沿った内容で納品してくれることが一番大事なのではないでしょうか。
初対面の人間同士なので、意思の疎通が思うように運ばないこともあるでしょう。しかし大雑把に解釈したり、気を配らず作業を進められてはあなたの思い通りの作品になりません。
「うーん…悪くはないんだけどなんか違うなぁ…」とか
「えぇ~こんな感じになっちゃたの?!」とか
「あぁ~、こう解釈されたのか…そうじゃなくてこっちなんだけどな…うーん、どう伝えればうまく伝わるんだ?」
こんなことになっちゃいます。
なので、出品者を選ぶ段階で見るポイントは
・基本情報(納品形態やどんな作品に対応しているのか、納期など)
に加えて
・修正回数
・サンプル数
・やり取りの流れがかかれているか
・どんな方を対象としているのか
こういったことを見ていく必要があります。
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修正回数
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⇒これは5回以上はあったほうが良いのではと思います。出品者の経験が深くて安心して任せられると感じるなら、2回などでもいいかもしれません。
安心して任せられる、というのはつまり、「どんな作品が仕上がってきても許せる、問題なく使用できる」という安心感です。
つまりは、ある程度のクオリティを見込める出品者でないと安心できませんので、修正回数は多い方がいいのです。
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サンプル数
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⇒サンプル数は多すぎてもダメです。たくさん見ても、今度は選べなくなる危険性があります。特にデザインに初挑戦の方は、何もかもがよく見えてしまうこともあるんです。
なので、2~3点のサンプルから選ばせてくれる出品者が最適です。
逆に、サンプルが1点しかないのも考え物。全然好みでないものを提出された時に、断りようがなくなることもあります。
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やり取りの流れ
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⇒どんなふうにやり取りをしているのか、イメージできたほうが良いですよね!出品ページは丁寧なのに、やり取りが始まるとすごく機械的で、よく相手に伝わらない、逆に相手の意図がわからない、ということになるとやり取りに不安が出てきます。
些細なことでも言い出しやすい出品者の方を選べるといいですね!
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どんな方を対象としているのか
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⇒これは見分けがつきにくいですが、とても大事なところです。購入する方が”注文慣れ”しているかどうかがとっても重要ポイントです。購入者の方が初心者の方だと、そもそも「どのように注文すればいいのかわからない」ということがあります。
px?RGBカラー?PNG?
など、最低限の用語もよくわからない…という場合、きちんと説明してくれる出品者でないと、納品後に「こんなはずじゃなかったのに…」ということになります。
でも、用語の説明をしてほしいわけじゃありませんよね。学校じゃないんだから用語の説明じゃなくて、”自分のやりたいことに沿った納品形態は何なのか”を教えてくれなくては意味がありません。
なので、使用用途とそれに適切なのはこの納品形態ですと案内してくれる出品者だと安心ですよね。
まとめ
いろいろな出品者が存在しますが、相手に寄り添い「その用途ならこう」と提案してくれる出品者が良い出品者と言えます。
全く提案なく、”言われたとおりにやりました”という出品者では、よりよいものは生まれません。ましてや注文者が経験浅い場合はなおさらいいものは生まれません。
そんなときは購入前にまずは相談してみてください。きっちり答えてくれる出品者はまず問題ないと思います。そういった相談にも、普段の対応が垣間見えます。
少なからずお金を払うからには、最良のデザインを仕上げてくれる出品者に出会いたいもの。
選ぶときも安易に決めず、購入前に相談から始めてみるのもひとつの方法かもしれませんね。