女性医師の方が患者の死亡率が低い!えっなぜ?

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こんにちは。
キャンサーライフコンサルタントのうさぎです。

入院したとき、主治医はどんな先生かな?
気になります。
できるなら、なるべくいい先生にかかりたい。と思うのはだれしも同じ

興味深い研究結果があります。

「女性医師の方が患者の死亡率が低い」



いくつかの研究で
「女性医師の方が患者の死亡率が低い」という結果が得られているそうです。

たとえば、大竹文雄・平井啓らが
アメリカの病院に緊急入院した65歳以上の高齢者のデーターを解析した研究では
入院日から30日以内に死亡する確率は
男性医師11.5%
女性医師11.1%
統計的に有意(偶然や誤差では説明できないくらい)に女性医師の方が低かった。


理由として考えられているのは
女性医師の方が男性医師よりも、ガイドラインに沿った治療を行っているのではないか。
ということだそうです。


男性医師、頼りがいあるイメージありましたが、
女性医師の主治医も「ラッキー♪」かも?!


とはいえ、大切なのは
男性医師か女性医師かということではなく、

💛ガイドラインに沿った治療をしてくれる医師というのがポイント。


ガイドラインに沿った治療とは「標準治療」ともいわれます。
「標準治療」とは科学的根拠に基づいた現在できる最高の治療なのです。⇒疑う方は国立がん研究センターがん情報サービスのサイトで確認してみてください。


心理的に「自分だけは特別な治療に出会いたい」と思い、標準治療ではなくて特別なミラクルな治療を望みがちですが、

ガイドラインに沿った治療をしてくれる医師の方が生存率が上がる可能性が高いということも頭の片隅に入れておいた方がいいかもしれません。
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「標準治療」=ガイドラインに沿った治療を第1選択に考えるのが望ましい。
そして、
ガイドラインに沿った治療ができない状態の時に、他の治療の可能性を探る。
この順で治療選択を考えていく

ガイドラインは各学会から書籍出版されていることが多いです。
インターネットで見ることができるものもあります。

医師まかせにする時代ではなくなったきました。
大変だけど自分でも正しい情報を得る努力が必要な時代に。





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