こんにちは。
パーソナルナースのうさぎです。!(^^)!
がん治療を受けたあと、一番心配なのは「転移」
ちょっと体調が悪かったり、どこかが痛かったら 「転移でないだろうか?」不安がふくらむ
転移のこと イメージだけで怖がらないで
ちゃんとした情報を得ておきませんか?
確かな情報を得ておくことで、ちょっぴり不安が軽くなることもありです💚
「脳転移」の話
滋賀県立総合病院 放射線治療科・治療部 主任部長の山内千香子先生のお話を伺いましたのでご紹介します。
*2021年に出された情報です。
一昔前は
脳転移を発症すると、その後の余命は限られていました。
現在は
長期生存されている患者さんも多いです。
治療技術のなかでも放射線治療技術の進歩がめざましいのです。
まずは”正しく知る” (^^)/
脳転移とは
脳の中にがん細胞が血液の流れによって運ばれ、増殖した状態
・肺に転移があるとがん細胞が脳に届きやすい
脳転移の症状
頭痛 むかつき 嘔吐
めまい 歩行困難
腫瘍の場所や大きさによってさまざまな症状がでてきます。
・けいれん発作
・麻痺症状
・高次脳機能障害…注意力や記憶力、感情コントロールなどの障害
・精神症状、性格の変化 など
検査・診断
CT MRI など
治療
抗がん剤
・”乳がんの脳転移”の治療に有効と言えるものは今のところないので、今後の開発に期待・・・
・脳のむくみをとったり 症状を和らげるお薬はあります。
手術
メリット=効果が速やかで確実
デメリッ==体への負担が大きい+完全な切除が難しい
放射線治療
*現在は乳がん脳転移に対する治療の主流は、放射線治療
身体への負担が少なく、複数の転移でも同時に治療が可能。手術が難しい場所でも治療が可能と、メリットが多々あります。
ただし、脳転移の放射線治療(全脳照射・定位放射線治療)には”副作用”があるので、担当医師とよく相談することが大事。
脳転移と聞くと
「もう長くはないかも」
「どんな症状になってしまうのか不安…」
脳転移は確かに患者さんの生命予後に影響を及ぼしたり、生活の質に影響することも大きいですが、
脳転移の治療は進歩しています!
放射線治療、手術、薬物治療とリハビリテーションを組み合わせれば、
治癒が難しくても生活の質の維持ができる場合があるので
医師や医療者とよくコミュニケーションをとって前に進みませんか?
💛頭痛や吐いてしまうなどの症状があった場合は、早めに主治医に相談することは大切です。(コロナ禍の状況なので、まずは電話で主治医か看護師さんに相談することをお勧めします)
がんというと”手術・抗がん剤”と考えてしまいますが、
”放射線治療”のことも知っておいた方がいいかも
💙放射線技師さんも味方につけよう (^^)/
親切にいろいろな心配事に答えてくれる方が多いです。
…放射線治療後のお肌のこととか、皮膚のピリピリした痛みのこととか
不安で頭の中がいっぱいな時、
不安をゼロのするのは難しいけれど、
”大切な今の時間”を不安でうめつくすのはもったいない💦
ほんの少しでいい
”今できること ””今やりたいこと”に、とりかかってみるといいかも
!(^^)!
たとえば、
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