身体の造形

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前回で頭部をおおよそ作り込んだので、今度は身体の造形を進めて行きたいと思います。

草村しげみは結構グラマーな体つきとして描かれており、
デフォルメキャラといえど、そのあたりは可能な限り再現したいと思います。

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と言っても、あまり際立たせすぎても下品な印象になって
キャラクターに合わないので、その辺りは程々に。
例えば胸部は、当初はいわゆる「乳袋」的な表現で進めていたのですが、
やはりどうもイマイチに感じてきたので、上記の写真で胸の下に粘土を追加で盛って、殊更強調しないように修正しました。
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対して下半身は、フィギュアの全体像を印象付けるので、
凹凸を意識して増やしています。

タイトスカートの張り、太ももやふくらはぎのボリュームを、やりすぎない程度に仕上げて行きます。
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太ももの造形にまだ不満があるので、後でバランスを見ながら調整したいと思います。

チューブトップの上から白衣のような上着を羽織っているので、
襟など体に密着している箇所から造形して行きます。
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さらにひらひらとした白衣の裾を造形します。
乾くまで置き方に気をつけないと、重力に負けてひらひら感がなくなってしまうので、たまに角度を変えたりしながら乾くのを待ちます。
樹脂粘土は、よくこねて造形した後、大体10分程度までば硬化が始まります。

さらに両手の袖を作り、再び効果を待ってから、その先端を切り取ります。
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少し銀色に見えてるのは、最初の素体作りの時にご紹介した、針金部分ですね。
ここに手のひらのパーツを接着します。

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こちらはあらかじめ作っておいた手のひらのパーツ。
作ってる風景を写真で撮っておくのを忘れてしまいましたが、
個人的に結構、この手のひらのパーツを作る工程って好きなんです。
粘土の塊を伸ばしておおよその形を作って切り取り、指一本ずつに分けて整形する…という、ちょっと飴細工のような工程を経て、このようなパーツが完成します。

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こんな感じで、手のひらを接着しました。
「こんむら〜」

さらに靴を造形し、最後に靴と脚部の継ぎ目を整えながら、
保留しておいた太ももやふくらはぎのボリュームを調整して、下半身も完成です。
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これにて身体もあらかた完成しました。
工程と写真撮影が前後しているため、すでに後ろ髪の方も進んでしまってますが、次回はこの後ろ髪の造形、そのほか細かなパーツも作りこみ、
一気に完成まで進めてしまおうと思いますので、お楽しみに!

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