自粛制限中の美容業事情と、フリーランスメーキャップアーティストだから出来ること。

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美容・ファッション
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メークアップとコーチングを探究するメーキャップアーティストが、日々の現場で出会った「ささやかで役に立つ話」をお届けします。
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日本でコロちゃんの感染者が確認されて1年以上が経ち、マスク生活においてメークの意識も大きく変化し、私の仕事も特定のクライアント様だけでなく、一般のお客様の対面の機会が少なくなり、一方でリモートのメークレッスンが増えました。

コロちゃん禍で、美容が大きく変わったのはマスクで顔を覆われていることにより、表情を動かす筋肉を以前よりも使わなくなってしまったことです。口を動かす筋肉がマスク着用によってぐんと衰えてしまったのは事実で、困っている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

私たちは人に「見られている」という意識から口角を上げることが多いので、仕方のないことかもしれません。
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今、コロちゃん禍の生活においてマスクは不可欠のものとなりました。
メークの需要はコロちゃん禍において以前のようにいかなくなってきたことから、私は既存のレッスンの他に、「新しいメークサービスの考案」や「お客さま一人一人のお顔立ちを活かすためのメーク研究」に力を入れています。
「メークをしなくなった」もしくは、「アイメークしかしなくなった」という女性を多く見かけるようになったのは、顔の半分以上が隠れるマスクをしているためです。


先日のヤフーニュース記事で、「オフィスメークどうしてる?」をテーマにおよそ740名を対象に調査を実施したところ、メーク時間はコロナ前より短くなっているという実態が明かされました。

コロちゃん禍のメーク事情
●「ファンデーションを塗らなくなった」(24.6%)
●「アイメークだけになった」(22.6%)

平日のコロちゃん禍ではアイメークに力を入れる人が増加したことで、10分未満でメークする人がコロちゃん前の25.1%から46.3%と大きく増えました。メークにかける時間が短くなったのは、マスクで口と頬が隠れるので不用という人が多いようで、口紅やチークを塗らなくなった人が増加したからかもしれません。

また、「職場でノーメークの女性をどう思うか?」と聞いた調査では、「あまりよくないと思う」人が34.1%となっており、「いいと思う」(14.5%)より2倍多い結果。

理由は、
●「最低限のマナーだと思うから」
●「血色が悪く見える」
●「化粧は自分のためにするのではなく、見る人に不快感を与えないようにするものだと思う」

といった意見でした。
これは、「マスクで顔を覆っている影響で、自分の見た目より、他人の容姿を観察する目が、事実シビアになっている」のが理由かもしれません。

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私はコロちゃん禍でも、コロちゃん前と変わらず沢山の人に『メークを楽しみ、幸せな気持ちになってほしい』という願いがあります。本来、メーキャップは誰にでも平等に楽しむことができる、ポジティブになれるツールだからです。

そのような中、メーキャップ専門家として、新たなノウハウを身につけて、メーキャップでお客さまの笑顔を増やすことに専念しようと考えました。それが「家に居ながらにして、写真を送るだけでお客さま一人ひとりの顔立ちに合わせた、1to1メーキャップアドバイスサービス」です。

※音が出ますので、ご注意下さい。

私の願いは、メーキャップで沢山の人たちを幸せにすること。このテーマはコロちゃん前と変わらずゆらぐことはありません。

一人でも多くの方に手軽にメークを楽しんでいただき、お役に立てる何かがしたい。それが「一人ひとりの顔立ちに合わせたメーキャップをデジタルコミュニケーションで行う、新しい形のメーキャップアドバイスサービス」です。今から沢山の人にこの存在を知っていただけるよう、広げていきたいのです。

そのためには、一人でも多くの人の支えや手助けが必要になります。私の活動や行っているサービスを多くの人に認知していただけるよう、ここではメーキャップで実用的な情報をお届けし、「メークで知りたかった痒い部分に手が届く」そんな発信をしていけるよう頑張りますので、どうぞ応援をお願いします。

これから暖かい季節を迎えることもあって、コロちゃん禍の終息を期待しながら、一日でも早くマスクなしでメークが楽しめる日が来ることを心から願っています。









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