何者かになるより、納得のいくキャリアを

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こんにちは
最近、書籍やネットの記事で、「何者かになりたがる若者」といった内容の記事をよく目にするので、今日はそのことに関連したことを書こうと思います。
今の若者は、Y世代(1981年~1990年代後半生まれ)、Z世代(1990年後半~2012年頃の生まれ)、α世代(2013年~2020年中盤生まれ)と言われていますが、これらの世代に共通しているのは、学生時代からデジタル機器やインターネットに触れてきた「デジタルネイティブ」であるということ。

SNSの普及などにより、誰でも個人での発信ができる時代になって、趣味で発信していたブログやユーチューブが話題になり、SNSが普及する前の時代より「何者かになる」ことがより身近になったように感じます。

私も以前会社に勤めている時は、「何者かになりたい」と強く思った時期がありました。
特にやりたくない仕事をしている時は「思い描いていた未来は、こんなはずじゃなかったのに」って。

なんだろう、子どもの時って「大人は特別で、キラキラした世界」と思っていたのですが、意外と自分が大人になって社会に出たら、現実はそんなにキラキラしたものではなかったんですよね。。。

話しはもどりますが、会社員時代は自分も何者かになりたいと思って、現状に不満ばかり感じていました。心も体もそんな状態で、いい仕事、パフォーマンスが出来るわけがない状態でした。

今は起業の準備をしながら、フリーランスとして、やりたい仕事ができていて、仕事が楽しく、とてもやりがいも感じています。自分と関わったお客さまに、「ありがとう。あなたと話して元気がもらえた」そう言っていただけると、もっと勉強してお役にたちたい。それがモチベーションとなっています。

そのような満足のいく状態になったのは、私が何者かになったわけではないですが、他人軸ではなく、自分で決めた、納得のいくキャリアを歩めているからだと今は思っています。

仮に何者かになったとしても、必ず幸せというわけでも、悩みがなくなるわけでもありません。何者かになった人にはなった人の苦労があるわけです。

何者かになるよりも、周囲の人、会社の人にどう思われるかといったことではなく、自分が納得できるキャリアを歩むことが、人生の満足度を上げるヒントになるのではないでしょうか。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)

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