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ほぼすべてのスキンケア、リキッドのメイク関係の化粧品、石鹸系の洗顔ボディソープにほぼ必ず入っているのが
グリセリン
炭素3つ、水素8つ、酸素3つでできたこの物質。
何者だというお話です
中学の教科書など、栄養の話では
脂肪=脂肪酸+グリセリン
と習ったと思います。
なので、油の一種です。液体です。
でも、OHがついているので、3つもついているので、水とめちゃくちゃ仲良しの油です。
あんまり水と仲良しすぎて、ミネラルオイルのような本気油には逆に溶けません。一緒にいても分離します。
OHがついている成分には別の顔があります。アルコールです。
糖アルコールの一種としても挙げられます:甘みもあるので食品添加物にもなっています。
抗菌力もあります。:防腐剤が少なくて済む場合があります。
水が触れると、水和熱を発生して暖かくなります。:温感ジェルには半分ぐらいグリセリンが入っています。
まず日常生活レベルでは凍りません:エンジンなどの不凍液にも使われます。
と、書いているうちに整理できないくらいいろんな性質を併せ持っています。
ことさら、化粧品ではどうかといいますと、最強の保湿剤です。
肌にもなじむ、水と仲が良くて捉えたらなかなか離さない。みずみずしくならないわけがない。
ただ、粘着質な奴なので処方に沢山配合すると、べたつきます。
どこにでも入っているグリセリン
色んな性質を併せ持つグリセリン
相当粘着質ですが、ほぼほぼ安全なので安心して使ってやってください。