警察官と民間企業の面接試験の違い

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ココナラでは初めてのブログになります。

私は企業でも人事責任者として面接を担当してきました。
刑事としての目利きは本当に役に立っています。

警察官と民間企業の面接の違いって何でしょうか?
そもそも求めている人物像が違うんです。
警察官の場合はあまり多くを語りすぎない方がいいですし、毅然とした態度の方がいいです。それとは逆に民間企業では多くの職種で社交性が求められます。

あとは面接をする側。つまり、面接官の質です。警察官採用試験の面接の場合は面接官は基本警察官が行います。警察官は良くも悪くも疑うのが仕事です。民間企業の面接試験でも矛盾やうそを見抜くようにはしますが、警察は疑うことを業としています。常に「この人が言っていることは本当か?」と思いながら人と会話をしています。ある意味冷めてるんです。

警察官は基本書類を沢山作る仕事でもあります。裁判で使われるような書類も当然作成します。内部書類ではないんですね。公に出る書類を作ることになります。となると、誰から見てもわかりやすい書類を作らなければいけません。

ですので、話に筋が通っている必要があります。
「さっき言ってたことと違う。」というわけにはいかないのです。

警察官試験は人材のスペシャリストというよりは民間より疑い深い人、理論立ててものごとを考える人(つまり理屈っぽい人)が面接をしていると思っておいた方がいいです。




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