【新築一戸建て】子ども部屋がほしいです

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「子育てに悩みは尽きません」
お子様が3人の場合は、子供部屋を3室作る事もあり得ますが、将来子供さんが独立された後は、使わない部屋になります。
子供部屋の作り方には男子女子で分ける方法があります。
子供部屋のレイアウトは北をお勧めします。最近の住宅は断熱、気密性が高いので冬よりも夏の快適さを重視すべきです。夕方学校から帰り、宿題をする時間に西日が当たる部屋は気温が上がり良質な学習環境にとは言えません。
また、絵を描いたりする場合は、直射日光の当たる南の光で無く、日中色彩の安定した北窓の間接光が正確な色調を得られます。
部屋を作る時は小分けにしないで、間仕切り収納家具で区切っておく事をお勧めします。
小さな部屋が多いいと、将来使いにくい家になるからです。
又は最近は子供部屋を作らないと言う方が増えて居ます。
世界で子供部屋が有る国は日本だけです。
映画で小さな子供がテディベアをベッドの上で抱きかかえているシーンが有りますが、子供部屋では無くベッドルームです。
西洋ではキスやハグの習慣が有りますが日本人は致しません。
大昔から同じ部屋で川の字で寝て起きて食事をして全て同じ部屋で過ごしてきたので個室では寂しいと感じる事が多いいのです。
諸外国では子供は7ヶ月から個室で寝かせて、泣いたら顔を出した方が独立心が芽生えると言う学説も有りますが、日本人は日頃のスキンシップが少ないので逆なのです。
寂しいと感じながら成長しますと親離れの時期が遅くなり親離れできない子供になることもあります。
小学校から帰ってきた時、台所に立つお母さんの姿を見ながら宿題をする事で子供は安心して勉強に打ち込めます。
デスクを置いて、ベッドを置いて、本棚が置いてある部屋は日本の住宅メーカーとスチール家具メーカーによる宣伝の提案です。
アニメのび太の部屋、カツオとワカメの部屋などかつては子供の憧れでした。
終戦後の日本の住環境に子供部屋などは無く高度経済成長期に、ヒカリサンデスクなどが子どもの成長に合わせて机と椅子の高さを変えられるスチールデスクを発表したことで、子供のパーソナル空間が形成されました。
1970年に行われた大阪万国博覧会に大手住宅メーカーが展示したシステム構成の子供部屋も子供部屋のルーツのひとつです。
そして住宅展示場が各地に出来始めると大手住宅メーカーはこぞって床面積を広げ売り上げをのばす為に、子供部屋もウォークインクローゼットも、パントリーもシューズクロークもライブラリーコーナーも対面キッチンも提案をしてきました。
昭和50年ころの新築住宅の平均床面積は25坪の2LDKが一般的でしたが、現在3LDK+WIC+SC+PANTなど益々大きくなり35坪でも収まらない間取りも多くなっています。
子供の話に戻りますが、子供は親御さんと小さい頃は一緒にいる時間が長い程、安心出来て独立心が芽生え心の成長もして行きます。
子供の居場所を作る程、社会性を削ぐ事にもつながると言う意見もあります。
小さな家で育った子供ほど就職率も高いと言う説もあります。
最近流行りの子供部屋は要らない。と言う建築家が声を上げだしている理由をまとめてみました。
国はエコ住宅を進めて性能のいい断熱サッシが世に出てきていますが、家が大きくなるほどエコには反します。
高度経済成長期日本の狭い住環境を改善するため、団地も12坪から15坪が主流になっています。しかし戸建て住宅はその2倍以上あります。
エコな住まいって何?
と考えたとき電気もガスも使わなくても夏涼しく冬あたたかいが実現できる住宅であってほしいです。
太陽光発電でも、性能がいいエアコンでも家で発電できる給湯器を設置することではありません。

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