1.悩んでいるとき、どうしますか
悩んで1人では答えが出せないときってありますよね。
ネットで調べたり・・・
本を読んだり・・・
占いを利用したり・・・
それでも答えが見つからないとき、あなたならどうしますか。
2.相談して答えを得る
1人では答えが出せないとき、おそらく誰かに相談するでしょう。
家族や友人など、身近な人に相談してアドバイスを得る。
それで解決すればOK。
でも、それでも解決しないときはどうしたら良いのでしょうか。
それは専門家に相談すること。
家族は友人は、専門家ではありません。
自分の経験した範囲の中からしかアドバイスは出来ない。
逆の立場で考えると、よく分かります。
あなたは友人から税金のことや、病気について相談されても、あなたが専門家でなければ答えられないでしょう。
3.専門家に相談する2つのメリット
専門家に相談するメリットが2つあります。
一つは、その分野に詳しいため、適切な回答を得ることができます。
たとえば、税金であれば法律上の知識が必要だし、病気であれば医療の知識が必要です。
専門家は、それぞれの分野で資格を取り、多くの事例に携わることで、深い知識を持っている。
その視点から得られるアドバイスは、身近な人に相談するよりも、有効なはずです。
次に、もう一つのメリットは、アドバイスし過ぎないという点があります。
相談された相手のレベルに応じて、必要最低限のアドバイスをする。
正確には、アドバイスをするというよりも、情報提供をして意思決定のサポートをしています。
「○○○しなさい」とか「○○○してください」ではなく、「○○○という方法もありますが、いかがですか」という感じです。
なぜなら、本当の答えは、あなたの中にあるからです。
誰かに相談する。
それは、答えは自分以外の人が持っていると考えているからでしょう。
しかし、この世の中で、あなたのことを一番良く知っているのは誰ですか。
それは『あなた』ですよね。
私たちの生活には、たくさんの情報が溢れています。
ニュースやSNS、テレビや雑誌、書籍など、私たちは毎日大量の情報に触れています。
だから、無意識的に、その情報の中に、自分の悩みや迷いの答えがあるように錯覚しています。
また、たくさんの情報を知っている人が、正しい答えを与えてくるという誤解もあります。
もちろん先程の法律や医療といった、専門知識が必要な場合もあるでしょう。
しかし、最後に選択をするのはあなたです。
そして、ここが一番大切なのですが、状況を変えるためには行動が必要です。
いくら最適なアドバイスを与えられても、あなた自身が「これは無理かも~」「ちょっと厳しいな~」と思い、何もしなければ状況は変わらない。
そのため、あなたが「これなら出来そう」と思える判断をすることが、一番最適な答えになるわけです。
言い換えると、答えはあなたの中にあるわけです。
専門家から、いくつかの選択肢を提供してもらい、その中から自分が確実に出来そうなものを選択する。
そして実際に行動することにより、状況が変化してあなたの悩みが解決することになります。
したがって、あなたの中にある答えを引き出してくれるような関わり方が、一番望ましい支援やサポートになります。
過去の事例や経験から、専門家はこれがよくわかっています。
4.専門家の関わり方
専門家は、解決策を押し付けるのではなく、情報提供して相手が実行可能な選択が出来るよう支援してくれます。
いわば、あなたの意思決定を手伝っているわけです。
そして、実際の行動出来るように、勇気づけて最初の一歩を踏み出せるようにそっと背中を押してくれます。
一歩踏み出せれば、あとは自分で歩んでいける。
相手の成長と可能性を信じて見守るわけです。
迷っているとき、あなたに必要なものは、地図を手に入れること。
こうやって行けばゴールにたどり着く。
そのゴールまでの地図は、あなたの中にあるわけです。
自分を信じることで、自分の答えに自信を持ち、行動ができるようになる。
そのプロセスを支えてくれるのが専門家になります。
退職しようか、それとも続けた方がいいのか・・・
1人で迷っているなら、一度相談してみませんか。