1.人生に無駄な時間はない
人生にムダな事をしている時間はない
私は、今年58歳になりました。
振り返ると、あっという間に時間が過ぎてしまった、という感じがしています。
もっと上手に時間を使えば良かった。
なぜなら、最近人生で一番貴重なものは時間だと思うからです。
よく「人生に無駄なことはひとつも無い」といわれます。
たしかに、その時は気付かなかったけど、後々役に立つことがあります。
でも可能なら、その時その時の時間を大切にしたい。
人生は有限だからです。
明日、絶対に生きているとは限らない。
それなら今日という時間を出来るだけ有効に、そして大切にしたい。
2.今日を生きる
今日を生きる
この言葉は人生は有限であり、無駄な時間を過ごす余裕はないことを教えてくれます。
では、人生でムダな時間とはなにか。
私は、嫌な事や苦痛に感じる事を我慢して行っている時間だと考えています。
なぜなら嫌な事や苦痛に感じる事を我慢していると、必ず心身にストレスが溜まり、場合によっては病気になってしまうからです。
嫌な事や苦痛に感じる事をして時間を消費する。
更に病気の治療に時間を消費する。
二重で時間の無駄遣いになるわけです。
病気の治療は時間だけではなく、それ自体がストレスだし、お金も使います。
ひとつも良いことはありません。
3.嫌なことや苦痛に感じる事を避けられない理由
ではなぜ、嫌な事や苦痛に感じる事をしているのか。
それは色々な理由があげられますが、一番の理由は「恐れ」ではないでしょうか。
嫌な事や苦痛に感じる事を我慢して続けているものの一つに仕事があります。
本当は辞めたい。
でも辞められない。
なぜなら辞めたら食べていけないから。
飢餓という恐れがあるので、我慢して仕事をしている。
餓死するよりも我慢の方がまだマシ。
そのような思い、ありませんか。
他にも、「辞めたらどう思われるか」「なんて言われるだろうか」という周囲からの評価。
これまでのキャリアを手放す不安。
親しい同僚との付き合いなど。
それらを手放すよりも、今の仕事を我慢する方が良いと判断しているから、次の行動へ進めないわけです。
4.明日が寿命だとしたら
もし明日死ぬとしたら、どうしますか。
それでも今の仕事を続けるでしょうか。
明日は極端だとしたら、1年ならどうでしょう。
1年後の今日、あなたが死ぬことに決まりました。
あなたは、この1年間をどのように使いますか。
それが、あなたが本当にやりたい事です。
それを優先的にしてみましょう。
もし、あなたが時間を無駄にしていると感じるなら、人生の残り時間を1年間にして考えてみること。
人生は有限です。
無駄な事をしている余裕はありません。