清掃員はゴミを拾っているのではない！

掃除のおばちゃん

自分はビルを清掃している掃除のおばちゃんと仲良しです！

ビルゲイツが掃除の清掃員をリスペクトしているという話を聞いてから、どこのビルに行っても「いつもありがとう」と伝える様にしています。

そんな中、通勤しているオフィスの掃除のおばちゃんに、

「いつもありがとうね！今日ゴミ多くてごめんね！」と伝えると、

「私ね、ゴミが多い方が嬉しいの。だから溢れそうなゴミ箱を見ると嬉しいからいいんだよ。ゴミが命なの。」という返事が。

ディズニーランドのスタッフ

思い出したのは、ディスニーランドのスタッフの話。

フロリダのディズニーランドのJAPANエリアを手がけたジェネラルマネジャーから昔教えてもらった話です。オリエンタルランドの社員はなぜあんなに笑顔だと思います？

「ディズニーランドのスタッフはゴミを拾っていない。拾っているのは楽しんでいった思い出なんです」

ゴミではなく、落ちているのも一つ一つが思い出という表現。

拾いながら想像しているのです。何か食べながら楽しい時間を過ごしたんだろうな〜！どんな話をしたんだろう？

決して目立つこともなく、笑顔の邪魔をすることもなく。

人の幸せに対する想いは一般的なこなす人とは一線を画しています。

それを日本のしつらえと似ていると話していました。

しつらえとは客人をおもてなしするための準備。漆器や陶器、磁器などもそれに該当し、さらに四季折々の要素が含まれています。

ディズニーでは器がアトラクションで、働いているスタッフがお茶の様なもの。そして四季の表現がハロウィンやクリスマスではないかと考えます。

私はゴミを拾うのが楽しいの

掃除のおばちゃんも全く同じことを考えていました。

「私は働く人を応援しにきているの。あなた達は〇〇の分野で社会に貢献しているでしょ？そんな仕事にストレスなく従事して欲しいし、だからたくさんゴミ箱にゴミが溜まっていると今日も頑張ったんだなって思えるし、それを集めるのが楽しみなのよ」

ああ・・・なんてすごいんだ。。

会社のことも調べてるし、愚痴一つ言わず働いてくれている。

今日も廊下で20分話した。

何と！72歳で電通本社の立ち上げに携わったすごい人だったらしい！

感謝を伝え続けてきたことも間違ってなかった。

これからも伝えていこう。

いつもありがとう