マイビジネスを半年自己運営で集客できなかったスイミングスクール

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!
マイビジネスドクターの藤里です。
ちょっとクイズです。
あなたが仮に整体オーナーで広告などを出す場合次のキーワード一つしか選べないとしたらどのキーワードを選びますか?
※単純に検索数が多そうと思うものをお選びください。
『肩こり』『腰痛』『関節痛』
ちょっと考えてみてください。















答えは『腰痛』を選んだ方はきちんと検索需要に乗れています。
Googleトレンドで上記のワードを調べると
2022年5/8~14の期間で
『腰痛』93件
『肩こり』44件
『関節痛』14件
上記の数字となります。
Googleトレンドとは単純にGoogleでみんながどんな検索をしているか教えてくれる無料ツールです。

ウェブ集客や広告をする場合キャッチコピーやデザイン性もある程度重要ですが一番はお金をかける前のリサーチが大切です。
例えば同じエリアにあるA整体はイメージで検索者の多そうな『肩こり』を選んだとして、ライバルのB整体はきちんとリサーチして『腰痛』を選んでいたらその時点でB整体の方が多くのお客様に見られることになります。

ウェブ集客は如何にお金をかける前に勝算があるかをリサーチする『リサーチ力』が重要です。当然上記は検索ボリュームのみでの話で、ニーズや市場、顧客マーケティングを入れると『肩こり』や『関節痛』の方が良い結果になる場合もあります。
ただ今回は単純に検索数という話なので正解は『腰痛』となります。

今後も定期的にこういうキーワードクイズのようなものも上げていければと思っています。
なぜこんな話をしたかというと今回の診断者『香川 スイミングスクール オーナー50代男性』の診断でキーワード選択ミスという結果が出たからです。


今回の診断者『香川 スイミングスクール オーナー50代男性』は前提条件は自社HPあり、SNSなし、Youtubeクローズであり、Google広告たまに、集客は主にチラシという方でした。

マイビジネスは半年前から活動的な運用をしていて投稿2日1回、商品ページ5枚程度、写真10枚程度、インドアビューなし、口コミ5件という状態でした。
ちなみに1か月のアクセス数は500~1200でユーザー行動数は10件という店舗様でした。

まずは地域調査から行い、この店舗のエリアでの表示順位12位と距離が遠いお店にも表示条件が負けている状態で、ページ評価が低いことがわかります。
エリアの『スイミング』では競合レベルも低く、口コミ平均数も40件とかなり高いエリアとなっています。
子供向け施設などは口コミ平均が上がりやすい傾向があります。

特にスイミングスクールのようなジャンルはお金をかけてLPやHPもきれいに作っているスポーツクラブ併設教室が多いので素人感が高いHPやLPの店舗は少し分が悪い状態です。

環境調査をしているとオーナーさんから『うちスイミングクラブでは1位表示なんですよ』と言われました。検索してみると確かに。
感のいい方はもうお気づきかもしれませんが、そうです。需要が低いキーワードで運用してしまっているので検索数が伸びない状態となっていました。

1位をとってもエリアやジャンルによっては検索数が伸びずにいくら更新頻度やページクオリティを上げてもなかなか問いあわせまで至りません。

次にページ診断したところ一見コンテンツ豊富に見えていましたが、中身はお客様が欲しい情報のコンテンツがなく、ただ負けるページを頑張って更新している状態でした。

この店舗さんは特にライバルたちが強い中で自社LP、HPは手作り感満載。マイビジネスもコンテンツは入っているものも他店舗比較で負けてしまうという結果でした。

ではこのお店はどうしたらライバル店と戦えるのか?
まずLPやHP戦になってしまうと分が悪い戦いとなります。
マイビジネスだけでお客様が必要な情報を補填できるコンテンツの質と量が必要となります。
実際に『キーワードの変更』『コンテンツ増加』を主軸に着手して構築を直してもらいました。

※その後3か月後に報告を頂き、確認したら数字が爆発的に伸びてました。
検索500→12300件
ユーザー行動数10件→346件
結果、需要が高いエリアだったのに今まで如何に顧客を失注していたことがを分かりました。

誤解がないようにただコンテンツを増やせばいいというものではありません。コンテンツを増やせばより見づらくなりお客様離れを起こす結果にもつながります。
きちんとインサイト分析を行い、お客様がそのお店に必要と感じているコンテンツを届けることが重要です。

今回はここまで。
次回の更新もお楽しみに。


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