気になる事件を鑑定3
記事コラム
どうも、猫好きタロット占い師の岩沙杏果です。
お気に入りして頂いた方、読んで下さった方、いつもありがとうございます。
前回、無残に虐待された鶴崎心桜（こころ）さんを鑑定し、最悪な状況下でも諦める事なく必死に乗り越えようとし、最後は落胆して亡くなってしまったと出ました。
母親や家族との関係も薄く、それでも自分にできる事を頑張った
鶴崎心桜（こころ）さんのご冥福をお祈りします。
気になる方はこちらをどうぞ↓
詳しい事件の概要を知りたい方は検索してみて下さい。
＃和歌山カレー事件
＃１６歳少女虐待放置死
今回は、この事件の大元となった和歌山カレー事件の犯人として死刑囚となった林眞須美を私の観点から占っていきたいと思います。
今回のテーマは、
・林眞須美は犯人なのか
・あの時、何が起こったのか
を鑑定していきます。
今回もケルト十字で占いました。
ワンドが4枚 ペンタクルスが3枚 ソードとカップが1枚ずつ
大アルカナが1枚
全体的に8、9、10と大きな数字が多く、次のステップへ移行する段階を感じます。そして、意志の強さ、行動力や、お金に対する執着を強く感じました。
過去：ソード8の逆位置
事件当日：ペンタクルス9の正位置
林眞須美は、がんじがらめの生活から解放されたかったようです。そして、事件当日、彼女の知恵で今まで積み上げてきた実績と自信に酔いしれて傲慢になって、
「私はまだまだいける」
と思っていたのかもしれません。
顕在意識：ワンド10の正位置
潜在意識：ワンド8の正位置
キーカード：ワンドキングの正位置
プレッシャーを抱えながらもやりきれる自信があった
このプレッシャーとは、
正義の逆位置：自分本位な考え 周りとの調和はどうでもいい 自分の立場を守りたい
この事から、彼女は飛んでもない事を実行しようとしていました。そして、それは今まで通りにうまくいくし、
「私には旦那がついている」
と彼女にとって、夫は頼もしい力のある存在だったようです。
ここで恐ろしいのは、顕在、潜在意識とキーカードが全て正位置で出ている事です。
それは正義の逆位置が示すように、彼女にとってはお金を手に入れる手段として「当たり前」の事で、全く悪い事だという意識がないのです。
それまでの保険金詐欺が成功した事実が、彼女をペンタクルス9の傲慢な女性に仕上げてしまったようです。
林眞須美の状況：愚者の逆位置
周りの状況：ワンド9の逆位置
そんな彼女は、先の事を考えずに目先の自由だけを求めて周りを振り回す存在だったようです。
そして、事件に巻き込まれた人達は、ボロボロになりながらも様子を伺っていましたが、マスコミなどの報道を元に動き出し、犯人捜しを始めます。
ここでは、林眞須美の先を考えない行動が目を引き、今まで様子を伺っていた人たちが積極的に行動を開始した様子が伺えますね。
期待・不安：カップ4の正位置
未来：ペンタクルス7の逆位置
結果：ペンタクルスキングの正位置
カップ4のカードはないものねだりカードです。
林眞須美が罪を認めずに再審請求を続けている様子を表していますね。
そして、お金に対する疑惑が強まっていきます。
結果のペンタクルスキングの正位置は、林眞須美の夫です。
結局、林眞須美の夫は彼女にとって力強く引っ張ってくれる頼もしい人であり、今まで見た事のない金銭感覚を教えてくれた人なのでしょう。
ある意味、夫との出会いが彼女の価値観と人生を変えてしまったのかもしれません。
最後にもう2枚、彼女が犯人なのかカードを引いてみました。
出たのは戦車の逆位置と法王の逆位置でした。
・・・つまり、彼女は人生の目的を物欲に狂わされて暴走して法を犯してしまったようです。
結論として、私のこの鑑定では、「犯人」と出ました。
今回はヒントカードも合わせて大アルカナが4枚でました。
顕在意識のプレッシャーとは、正義の逆位置で自分本位の考え
林眞須美の状況で愚者の逆位置 目先の自由 周りを振り回す
ヒントカードで戦車の逆位置と法王の逆位置 犯人確定
全部、逆位置でしたね。恐るべし逆位置です笑
さて、この気になる事件1～3のシリーズは、今回で終わりです。ぜひ、みなさまのご意見をお聞かせ下さい。
この「気になる事件」は不定期でｕｐしていこうと思います。
※この鑑定結果はエンタメとして多角面から捉えた1つの見え方として参考になさって下されば幸いです。
