気になる事件を鑑定2

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どうも、猫好きタロット占い師の岩沙杏果です。
お気に入りして頂いた方、読んで下さった方、いつもありがとうございます。

 前回、林眞須美「長女」と「継父」に虐待死させられた16歳娘の事件に伴い、林眞須美「長女」の事がとても気になったので勝手に鑑定しました。
すると、和歌山カレー事件で味わった苦痛がトラウマになって彼女を苦しめている事がわかりました。
 気になる方は、こちらをどうぞ↓

今回は、無残に虐待された鶴崎心桜(こころ)さんが
・母親の事をどう思っていたのか
・自分の置かれた状況をどう思っていたのか
を鑑定していきます。
 この事件の詳細は省略しますので気になる方は検索してみて下さい。
#和歌山カレー事件
#16歳少女虐待放置死
 今回もケルト十字で占いました。
ペイジが2枚 ソードが2枚 ワンドが4枚 カップが1枚 ペンタクルスが2枚 大アルカナが1枚でした。
しかも殆どが母親と反対の正位置でした。
 唯一逆位置だったのが、母親の状況(やはり母親は逆位置ですね)と心桜さん自身が自分の不甲斐なさと凄惨な虐待を何とかしてやり過ごしたい思いと最後の落胆の3枚です。
 心桜さん自身を表すカードにペイジが2枚出ました。
過去:ペンタクルスペイジの逆位置
事件当日:ワンドペイジの正位置
 つまり心桜さんは自分の努力が足りず母親を満足させれなかったと日々、コツコツと努力を続けていたようです。
そして、もう自力で歩く事もままならない状態でも
まだやれる 頑張れる」と自分を鼓舞していました。
ワンドが4枚も出ていた事を見ると、心桜さんの中に「この状況を何とかしよう」という意識は強かったと思います。

顕在意識:ソード7の逆位置
潜在意識:ワンド4の正位置
キーカード:ワンド2の正位置
 どんなに辛い状況でもワンドの2枚のカードが心桜さんがまだこの状況を諦めていない事を物語っています。
 本心は安らげる場所を求めていました。そのために、何かこの状況から抜け出す方法はないかと常に思いをはせながら、うまく胡麻化そう、やり過ごそうと状況判断を見極めていたようです。

心桜さんの状況:ワンド9の正位置
母親の状況:カップ10の逆位置
 実は、心桜さんを表すカードで一番多かったのがワンドで気持ちや心を表すカップは母親の状況での1枚だけでした。
その事から心桜さんにとっては家族とか母親への愛情は薄かったかもしれません。
 更に前回の鑑定でも、期待・不安にカップ2の逆位置が出て
「母子の想いが通じない 噛み合わない気持ち」とありました。
心桜さんと母親の気持ちは互いに背中合わせだったのかもしれません。

 心桜さんはボロボロになりながらも状況を見出そうとし、母親は求めている家族の幸せと現状のギャップに苦しんでいました。

期待・不安:ペンタクルス5の正位置
未来:ソード10の正位置
結果:塔の逆位置
 ここには亡くなる間際の心桜さんの心境が現れています。
あれだけ頑張って、踏ん張っていましたが、家庭の経済状況から生活が困窮し、でも、他に助けを求められない
この助けが来ない状況を心桜さんは、前回の鑑定でも伝えていました。
それは、心桜さんの状況でペンタクルス3の逆位置があり、「もう誰も助けてくれない もうどうにもできない」と諦めの境地にいました。
 そして、心桜さんは精魂尽き果て、自力で歩く事も出来ない状態になりました。心桜さんは最後に
「あぁ、お母さんと分かり合えなかった 頑張れば何とかなると思ったが無駄だった」と落胆した事でしょう。
この結果の塔の逆位置は、母親が身を投げた事を表してもいます。

 今回は9や10のカードも多かったので、本当にもう限界だったと思います。
それでも諦める事なく、最後までやり切った心桜さんが天国で安らかに眠れる事を祈ります。

 次回は、林真須美死刑囚を鑑定します。
本当に犯人なのか 何が起こったのかを勝手に鑑定していきます。

※この鑑定結果はエンタメとして多角面から捉えた1つの見え方として参考になさって下されば幸いです。
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