性格と性質と方向性

記事
コラム
どうも、猫好きタロット占い師の岩沙杏果です。
またまた長らくブログを更新せずにすみません。
それでも、お気に入りして頂いた方、読んで下さった方、いつもありがとうございます。

岩沙は動画鑑賞が趣味で、なかでも「アニメ」にどっぷりハマっています。
アニメはいいですね。
目で見て簡単に必要な情報すんなりインプットさせてくれます。
難しい説明なしですんなりインプットさせてくれるなんて、物凄く優秀じゃないですか!!
成長物語は、自分と重ねる事ができるし、冒険や魔法やスキルやステイタスなんて、現実の世界で「今のあなたに必要な事はコレです」と説明したって理解できない事をわかりやすく教えてくれるんです。
なんて合理的で素敵なツールなんでしょう。
やはり、物語形式追体験できてすんなり理解しやすいのでしょうね。

さてさて
人が成長する過程でパターンがいくつも別れます。
その中で、岩沙が面白いと思った2人の主人公の成長パターンをご紹介します。
2人とも平凡な青年ですが、1人は最弱で1人は楽天家です。
2人とも異世界のとても過酷な状況でメキメキと成長していくのですが、現状の受け止め方が違います。

まず、最弱の彼は、「俺だけレベルアップな件」の旬くん
彼は「人類最弱兵器」と呼ばれ、いつも死にそうなケガをしながらダンジョンに潜っています。自分が稼ぎ頭になって家族を養うという強い思いが彼を駆り立てています。
自分の弱さを重々承知していて、それでも自分が頑張らなければという前向きな思考を持っているので「無謀」とも言えます。
傍から見たら、「弱っちい役立たず」でも、旬くんは自分の実力をしっかり考慮でき、邪魔にならない位置をキープし、隙をみて獲物を狩って生計を立てる慎重で状況判断力に優れ、責任感が強く、他人の意をくむ優しい青年です。
戦闘能力の低さと前向きな意志のちぐはぐさが「死にそうになる」経験につながるのですが、「死にそうになる」と「死んでたまるかっ!!」という根性が発動するのがアニメっぽいです( ´艸`)

旬くんの思考回路は、
危機に遭遇すると冷静な状況判断を下し、回避に走ります。
そこから更に状況判断を整理して次なる手を導き出します。
・・・人間、追いつめられると火事場の能力が発揮されるようです。

落とし穴に落ちると混乱します。でも、そこから這い上がるために、人は冷静になり、あらゆる知識、経験を活かして抜け出し、新たに成長します。
人の成長はその繰り返しです。
それをわかりやすくしたのが成長物語のアニメです。
旬くんは苦しい戦闘の中で自分が一番キツかった石像の戦いを思い出し、
アイツらに比べたらなんて事ない」と冷静さを取り戻します。
石像の戦いが旬くんのアンカーになって冷静さを取り戻すきっかけになっているのです。

旬くんが面白いのは、自分の状況を決して優位に考えずに慎重に慎重に構え、でも、決して臆することなく前進するところです。
ただのヘタレじゃない。
弱いけど、怖いけど、家族のために前進できる勇敢さを持っています。
だけど決して過信せず、慎重。
この相反するちぐはぐさもどかしいような現実味を帯びています。
言うなれば冷静になり、状況判断を分析して成長するタイプかな。


もう1人は、「治癒魔法の間違った使い方」のウサトくんです。
異世界で自分に「治癒能力」があることがわかり、自分にできることがあるならと厳しい地獄のような特訓に挑みます。
彼は持ち前のお気楽な性格
怒っても仕方ないし、とりあえず、できる事を探したほうがいいかな」
「僕は一体、どうなっちゃうんだろう・・ま、なんとかなるか。寝よ」
と深く考えません。
すごーく、ポジティブシンキングです( *´艸`)
最初は訳がわからず言われた事をやっていますが、団長の罵詈雑言の扱いに段々反骨精神が起こります。
「いつか一泡吹かせてやる!」

アニメを見ていると子弟関係や親子関係で教える方がきちんと事情を説明しないで関係性が崩れるシーンが多々あります。
ここでも、目的をきちんと説明なしでひたすら走らされたり、蹴られたり、理不尽な思いをするウサトくん。
でも、特訓の最中に初めて意味を聞かされます。
そして、ウサトくんは改めて自分の能力の使い方を知ります。
人は目的がハッキリすると方向性を見出せます。
迷わず進めるという事です。

死の危険性はないので、旬くんのように切羽詰まった状況に陥る事がなく、その点はウサトくんの環境は良好です。
でも、地獄のような特訓の中で決して脱落する事なく、置かれた環境にも慣れ、むしろ楽しむ余裕がある。
ポジティブシンキングなウサトくんは、自分の居場所を作る才能があります。

鬼畜な団長は、時々、ウサトくんに課している特訓の意味を話します。
その目的がハッキリするとウサトくんは自分がやるべき事を理解します。
人生には、そうしたヒントが必要という事でしょうね。
ウサトくんは自分がやるべき事を理解して成長するタイプですね。


2人とも成長してレベルを上げてダンジョン構築や人命救助をしていきます。
性格や性質、方向性は違えど、そのパワーは似ています。
人の為、社会の為に役に立ちたい気持ちは自分の存在価値モチベーションにつながるのでしょうね。

いかがでしたでしょうか。
アニメもこうして視点を変えてみると面白い考察ができます。
みなさんもやってみて下さい。















サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す