【逆境への考え方を変えるには?】スティーブ・ジョブズの名言で解説 6言目

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アップルの創業者故スティーブ・ジョブズの名言について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます!

その際に、「名言の解説」と「名言を現実で活かす方法」を書きました。名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思います。良ければ、参考にしてください。

名言 6言目

当時は分からなかったが、アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった。成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた。
                   スティーブ・ジョブズの名言・格言

解説

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 この発言の背景として、まずはジョブズの身に起こったことから紹介していきます。

ジョブズは、1984年にマッキントッシュの発売を開始するものの、需要予測を大幅に誤り、初めての赤字を計上しました。

ジョン・スカリー(元ペプシコーラ社長)CEO(当時)が画策して、1985年の取締役会でジョブズは会長職以外、すべての仕事を剥奪されてしまうことになりました。

ジョブズが、自分の意見を譲らず、社内の中でも問題児だったこともその理由の一つにあります。

ちなみに、ジョン・スカリーは、マーケティングの天才として、ジョブズが「残りの人生、このまま砂糖水を売ることに費やしたいのか、それとも世界を変えるチャンスをものにしたいのか?」という言葉で、ペプシコーラからヘッドハンティングした人物です。

自分が会社に誘った人に裏切られたジョブズは、本当に絶望を味わったと思います。

アップル社を追放されたジョブズは、絶望に打ちひしがれた後、コンピュータやソフトウェアの開発販売を手掛けるNext社を創業し、トイストーリー等で有名なピクサーのCEOにもなりました。

その後、自社内でのOS開発が暗礁に乗り上げていたアップル社がジョブズのNeXT社を1996年に買収することで合意。ジョブズはアップルに非常勤顧問として復帰します。

2000年にアップル社のCEOに就任後、2001年にMac OS X発売、iTunesとiPodによって音楽事業に参入します。そして2007年には、iPhoneを発表と、復帰後、アップル社を大躍進させることに成功しました。

ここからは、この名言の意味するところです。

人は、成功すると多くのことを背負うことになります。例えば、会社経営、財務管理、部下の育成等です。

ただジョブズは、一度全てを失ったからこそ、自由な発想を手にして再び創始者になり、Next社を立ち上げ、ピクサーにも携わるようになりました。

ジョブズが解雇された直後は、精神的にもきつかったそうですが、逆に今からなら何でもやることができるという自由な気持ちを手に入れたのではないでしょうか?

失敗したり、うまくいかないことに直面している時は「何で自分の人生ばかりこんな嫌なことが起こるんだろう?」と思うかもしれません。ただ、逆境の中にはそれ相応かそれ以上の利益の種子が含まれています。当時は分からなくても、後からそれが良い出来事だと気づく場面もあります。

そうジョブズは語ってくれているのです。

現実生活への活かし方


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①嫌な出来事があった時に、「伏線」だと思うようにする

 人間生きていたら、絶対にどこかで嫌な出来事にあいます。その時、多くの人は運が悪いと考えてしまうのではないでしょうか?

自分もそうでした。

学校や職場でいじめられる、先生に自分だけが注意される、飲食店に入ろうとしたら、お店がいっぱいだった。交通事故にあう、騙されて詐欺にあう、
等です。
 ただ物事に対しての見方はマイナスにもプラスにも変えることができます。マイナス面だと、騙されて詐欺にあった時にお金を失ったり精神的に傷ついたりすることです。

逆にプラス面だと、こんな詐欺の手法があるなんて知らなかったから他の詐欺にも騙されないように自分で勉強するようなきっかけになったことです。

そして、その出来事自体に対して、将来成功するための「伏線」だと思うようにしましょう。こうすると失敗したとしても、ポジティブに物事を考えることができますよ。

もしかしたらあなたは今、そんな風に考えるのは難しいと思ってますよね? 

大丈夫です。私も自己破産した後に、そのことを将来成功するための「伏線」だと信じて行動しています。

だから嫌な出来事に遭遇したら、そのことを将来成功するための「伏線」だと思うようにしましょう。

②全てを失う経験をしたら、一から再挑戦できると考えましょう

 あなたは全てを失う経験をしたことはありますか?

全てが何を指しているかは定かではありません。
ただ一般的に大きな挫折は、受験の失敗・学校の退学・犯罪で捕まる・会社をクビになる・自己破産・離婚・愛する人との死別・大切な家族との死別などがあります。

自分が上記に挙げた全てを経験したことがないので、偉そうなことは言えませんが、私は、この中で大きな出来事として「自己破産」を経験しました。

私は、約3,400万円ほどの返せないほど借金が膨らんで、自己破産をすることを決めました。

そして借金の保証人になってくれていた家族へ頭を下げ、恋人にも申し訳ない気持ちでいっぱいで、精神的にも全てを失ったことからメンタルクリニックにも通っていました。

ただそんな中で、全てを失ったからこそ、「自分に子供ができたら残せるものを作りたい」「偉人のことをみんなに知ってほしい」と思うようになりました。

恐らく自己破産という絶望的な経験をしていなければ、思いつくことや挑戦することもなかったでしょう。

だからこそあなたがもし全てを失う経験をしたら、一から再挑戦できる機会と考えるようにしてみるのはいかがでしょうか?

まとめ

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 今回は、スティーブ・ジョブズの名言として、

当時は分からなかったが、
アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった。

成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。

何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた。
                   スティーブ・ジョブズの名言・格言 

人は、成功すると多くのことを背負うことになります。

例えば、会社経営、財務管理、部下の育成等です。ただジョブズは、一度全てを失ったからこそ、自由な発想を手にして再び創始者になり、Next社を立ち上げ、ピクサーにも携わるようになりました。

ジョブズが解雇された直後は、精神的にもきつかったそうですが、逆に今からなら何でもやることができるという自由な気持ちを手に入れたのではないでしょうか?

名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないです。
名言を活かすためには、是非「現実生活への活かし方」を参考にしてみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次の名言へGO!
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