ココナラ電話相談をやってみた話③

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コラム

こちらは「ココナラ電話相談をやってみた話②」の続きになります。
前回の記事はこちら。




ココナラ電話相談をやってみた話
3.ココナラとの出会い

しかしあらためてよく見ると、そのなかに一つだけ変わったサイトがありました。

「ココナラ――プロが集まる日本最大級のスキルマーケット」

なんじゃこりゃ、と思いつつサイトを覗いてみると、いろんなサービスが盛りだくさん。

似顔絵作成、ホームページ作成、ロゴデザイン、動画編集……。

それぞれなんらかの分野で手に職をつけた人たちが、自身の「スキル」を商品として売りに出す。

なるほど、だからスキルマーケットか……などと思いつつ閲覧していると、そのなかに「愚痴聞き」という言葉を発見。

そこでは会社員、主婦、定年退職した人、学生、果ては一切素性を明かしていない人まで、多種多様な出品者がいたのでした。

まさに人種のるつぼ。

他のサイトはベテランカウンセラーや占い師など最初から厳選された人材が揃っていましたが、ここはマーケット(市場)というだけあって人口が多く、間口が広い。

人口が多いということは、それだけ競争が激しいということ。

愚痴聞き・話し相手の出品数は、当時私が見たかぎりでは、3万件以上にのぼっていました。

膨大なサービスの競争を勝ち抜いて注目を浴びている人は、それだけで一定の信頼があるように思えました。

誰でも自由にサービスを購入したり出品したりできる仕組みを作っておき、あとはユーザーに自由に競争させる。

面白い場所だなと思ったのを覚えています。

同じ電話相談でも、最初に面接が必要なサイトは、その時点で採用側が求める一定の水準をクリアしている必要があります。

しかしここならば、とりあえず最初は見習いのアルバイトで入って、契約社員・準社員になって、最後に正社員になるかのように、少しずつスキルを積み重ねていくことができる。

そしてそれを示すかのように、出品者にはレギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナと、その質を保証するランク分けがなされている。

副業レベル0の自分は、まず見習いからスタートするしかない。

でも、なにもできないよりは全然いい。

ここならなんとかなるんじゃないか、と思えたのでした。
まさにココナラの名前どおり。

ココナラとの長きにわたる付き合いの、最初の出会いの日。

2020年も暮れにせまった大晦日のことでした。


パート④はこちら。

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