占ってみた BRICSは政治・経済で強力な協力体制を構築できるか

記事
占い
こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによるBRICSを取り
上げました。
各国とも地域大国としてだけでなく、世界へ与える影響度も大きくなり、
各国とも政治的な意図を隠すことなく仕掛けています。
そんなBRICSですが、一枚岩には難しい背景もあります。
さて、BRICSはG7に匹敵するだけの政治・経済での影響力を持てるだけの
協力体制を作ることはできるでしょうか。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードは理性や知性、調和やバランス、平等や均衡、正当性といった
意味があります。
彼らにとってはBRICSとしての結束にはG7や西側との対抗、更に各国の置か
れた地域におけるプレゼンスなどの課題もあります。
また、ロシアはBRICSの協力なしに現状を支えることもできず、中国も単独
での対米対決は避けたいところもあり、インドへのけん制などを考えると、
BRICSでの協力体制は不可欠になっています。
インドは比較的米国寄りの姿勢を持っているように見えますが、これは対中
関係の難しさがあり、ロシアとの関係性からも一定の距離感を持った関係性
で中国へのけん制とロシアへの義理立てを行っています。
そうした中では、中国とロシアとインドを中心に各国が疑心暗鬼の状態も持
ちながらも、対欧米戦略を基軸とした政治・経済の協力体制を重視せざるを
得ない状況を暗示しており、これが更に強まっていくことになります。
また、現状は中国の力が突出していますが、中国もBRICS内では突出するこ
とを避け、ロシアやインドとの距離感も考慮した関係性を重視し、それが平
等や均衡やバランスといったワードで示されているようです。
また、BRICS内の力関係は今の所は良い意味で理性を保つ大きな力の拠り所
にはなっており、このバランス感が崩れない限りは安泰であることを示して
います。

次に環境条件ですが、愚者のカードの正位置が出ています。
愚者のカードの正位置は自由や型破り、可能性や発想力、楽天的や始まりと
いった意味があります。
まずは5ヶ国に共通の理念などなく、価値観にも大きな違いがあり、地政学
上の課題も大きく異なることから、逆に主義主張にとらわれない考え方での
議論が重要となるでしょう。
また、楽観的な考え方を持って協議した方がお互いにメリットはあり、対等
性を重視している間は大きな問題には至りません。
ただ、始まりや冒険という意味を持つカードなので、これが軍事的な意味合
いを増したり、冒険的な行動が目立つようになれば弱い結束力による連合体
であるため、一気に崩れて後々は大変はことになっていきます。
共通の理念がないだけに、各々の距離感は膨張したり収縮することになり、
こうした動きは悪い方向に向かった場合は止めようがなくなります。
バランスと平等性の確保がBRICSにとっては最重要テーマであり、特にイン
ドと中国の関係性が崩れた時は非常にリスクが高まると考えた方がよいかも
しれません。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す