占ってみた 文書保存や書籍のデジタル化で図書館はなくなってしまうか

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占い
こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は図書館の話題です。
図書館も以前とは変わり、中にカフェが入ってカフェで所蔵書籍が読めるよ
うになっていたり、webで事前予約ができるようになっていたり、様々な変
革がなされています。
その一方で、書籍自体のデジタル化や新聞などの紙メディアの退潮、更には
図書館にも大きく関係する保存文書のデジタル化も進んでいます。
政府も各種文書のデジタル化やオンライン管理などを推し進めており、紙の
媒体による文化自体にも大きく変化が訪れています。
そんな中で図書館もリアルに存在する意義が問われ、書店と同様に存在価値
が問われる時代がきました。
さて、そんな時代を迎えて図書館はその存在を残すことはできるのかを今回
は占っています。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、運命の輪のカードの逆位置が出ています。
運命の輪のカードの逆位置は急激な悪化や別れ、すれ違いや危機、アクシデ
ントや悪循環といった意味があります。
やはり社会の変化に伴って、図書館自体の存在が従来の在り方とは違った方
向に向かっていくようです。
ただ、それは良い方向に向かうのではなく、図書館といった存在自体の価値
にも影響が出てくるようです。
つまり、書籍を購入せずに自由に読むことができること、国や地域などの様
々な文書などを保存して公開すること、こうした意味での図書館は今とは違
った形になっていき、ハードウェアとしての図書館には意味がなくなること
を暗示しています。
おそらく図書館自体がデジタル化し、様々な情報をデータとして管理・保存
することになりますが、ここでも民間の行っているサブスクサービスや単純
なデジタルデータの購入といった分野とも競合していきます。
また、紙メディア自体は更に衰退化していき、高齢者など限定された層のみ
が利用する形に更に進んでいくことで、費用をかけて紙媒体として書籍や文
書などを保存する意味合いが薄れていくことを示しています。
おそらく、この5年程度の間でこうした方向が顕著となり、図書館の役割が
コミュニティエリアくらいの形でしか残せないような状況にもなるかもしれ
ません。
つまり、学生などの勉強部屋としての価値や高齢者や子供たちのコミュニテ
ィスペース的なところのみが期待される領域まで押されていきそうです。
果たしてそうした状況でも公的な資金を投入して残す意味があるのか、そう
した議論も出て来る可能性があります。
また、運営のための人の確保や経費などによって運営を断念する自治体など
も出てきて、広域共営のような図書館だけが生き残るような形にもなりそう
です。
いずれにしても、図書館という存在がコンベンショナルな存在となることは
間違いなさそうです。

次に環境条件ですが、吊るされた男のカードの逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や痩せ我慢、投げやりや限界といった
意味があり、元々の意味合いである努力や自己犠牲、忍耐や試練という意味
を考えると、これといった対応策もなくどこまで存続のために我慢ができる
かという方向しか残されていない、抜本的に打つ手がなく別の方法を検討す
るしかないことを示しています。
図書館をハードウェアとして維持するための経費はかなり大きく、更に今後
は建物を改めて作る費用などを考えるとデジタル化した形で無形資産として
遺すことが唯一の方法となりそうです。
図書館を利用している方々には非情な答えとなってしまいましたが、実はデ
ジタル化によって一番影響を受けるのが図書館だということでしょう。
行政がサービスを維持することも問われることになり、全国単位でのデジタ
ル運営化なども踏まえた運営だったり、学術機関も含めて図書館の在り方は
大きく変化していくことになるでしょう。

いずれにしてもデジタル化の流れは変わらず、その流れに合わせた活用がで
きる人にとってはそれほど不便は感じないでしょう。
ただ、日本人はハード信仰が強いためにこの変化にどうしても追従できない
人たちも必ず出てきます。
これは図書館に限らずすべてのことにいえます。
こうしたデジタル難民をどう救済するのかも、国や自治体行政の大きな課題
となることが予想されます。
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