占ってみた 円の対ドル為替レートは120円台まで戻るか

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こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は日本の為替管理当局の介入で少し円高の傾向が見える中で、米国や
世界の経済状況を踏まえて、1ドルが120円台まで円高の方向に戻っていく
かを占っています。
米国のインフレ抑制のため、市中のドル回収に動いた米国によって世界の
為替市場への影響はかなり大きく出ました。
インフレが鈍化し、市中からの過剰資金回収も好評価として見られる中で
円高の方向に進み、日本のインフレにも良い影響が出るかを占っています。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は、行動や成功、勝利や積極的、スピードや創造と
いった意味があります。
前述した通り、米国の思惑はある程度成功したとも言えます。
過剰な投資余力を規制することで、不動産やリスク投機への資金流入やイ
ンフレを促進する要素を抑え込む動きは満足のいく結果になりそうです。
そうしたこともあって、より強い利上げ・金融引き締めは進めず為替市場
の混乱は収まっていくことを暗示しています。
そのため、円のレートも現時点で最適と思われる1ドルが120円台の相場ま
で戻していくと考えることができます。
結果としては日本は何もできていない中で120円台まで戻すことになるた
め、日本経済にとってはあまり良くない状況に入っていきます。
輸入品や燃料・資源の高騰は抑えられ、特に原油は以前も占った通り産油
国の思惑とは外れ、価格は緩む方向に向かっていきます。
そうしたことで国内の輸入関連業者は落ち着きを取り戻します。
一方で輸出業者にとっては何の対策も取らなければ単なる価格競争に入る
きっかけとなり、より厳しい業績状態に入っていきます。
また、戦車は戦い・勝負を表すカードでもあります。
今後はウクライナだけでなく、国際的な紛争やテロの多発によって経済も
大きく影響を受けていきます。
そうした中では円レートは120円台を中心とした流れになるため、輸出依
存型の経済にとっては厳しい状況は続いていくことになるでしょう。

次に環境条件ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置は、リスタートや新展開、上昇や立ち直り、再生や再
構築といった意味があります。
日本が起こした行動による円安ではありませんので、黙っていても円高に
なっていきます。
そのため、輸出業者は今から何らかの対策を講じるべきでしょう。
また、輸入業者も同様で円高になるからといって経営課題を先延ばしにす
ることは意味がありません。
死のカードの逆位置が示す通り、再生や再構築、リスタートや新展開とい
った意味合いに沿った施策が大事になります。
こうしたことを今から進めていけるのかどうかが大きなカギとなります。
今の実態は為替レートに振り回されているだけです。
政府財政当局も中央銀行も、企業も各々が経済が動く中で立ち位置を見直
して、将来的な再構築に進まなければなりません。

世の中ではお金を刷れば良いという考え方もあり、都合によって円・ドル
での見立てで語る専門家も多くいます。
良い方向を探るのはもちろん悪いことではありませんが、行動もない中で
語るのは無責任です。
また、ドルを基軸に経済が動き、国際決算ルールに沿って考えるならば、
ドルを中心とした経済の見立てをすべきでしょう。
今の円安で見かけによる円安効果がありますが、円の価値が落ちているだ
けのことで、実態として対ドルで考えれば何も効果はなく、利益など何も
出ていないはずです。
世界はドルを基軸とするならばドルで語るが基本です。
そろそろ、円を中心とした経済概念からの脱却と、今後の経済戦略の確立
が本来求められるはずです。
できていない中での円高方向はある意味リスクがあると感じます。
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