はじめまして!
46歳、学習塾講師のdainarと申します。
いよいよ今年度より小学校での必修化が始まった『プログラミング教育』
2021年度からは中学校では「全面実施」になります。
さらに2024年度の大学入試では「情報」という受験科目が新しく追加されるとのこと。
後学のために私自身も取り組みたいと思っているプログラミング の学習。
そこで職業柄、学校教育と児童・生徒たちとの学習を補完する立場として調べた内容を端的にまとめてみましたので参考までにご一読いただけたら幸いです!
目次
1. プログラミング教育の目的
2. コーディングは行うのか?
3. 論理的思考って?
プログラミング教育の目的
情報化やグローバル化で今後世の中が大きく変化し、予測不能の時代において従来の学習の延長線上でものごとを考えても答えが見出せない時代。
さらには人工知能(AI)の技術進展により今現存する職業のうち半数近くが自動化されるという予測がされています。
そのような時代背景から「AIに仕事を奪われる」だとか「今までの学校教育では通用しない」など保護者からは”不安”の声が聞かれます。
そこで
「予測できない変化を前向きに受け止め、主体的に向き合い・関わり合い、
自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための
力を子どもたちに育む学校教育の実現を目指す。」
と、【学習指導要領の改定の背景】には謳われています。
時代に即した学習(思考・技能の習得)として『プログラミング』が選ばれたのですね!
コーディングは行うのか?
プログラミングと聞けば真っ先に思い出されるのが”あの英文字と記号の羅列”
筆者も30年ほど前、『BASIC』という言語を趣味で学習した記憶があります。当時、中学二年生だったのである程度の英単語は理解できましたがテキストに添って所謂”写経”をしただけなのでどうしてそのような挙動になるのか・・・
チンプンカンプンでした(汗)
果たして小学生に理解できるのか???
結論から言うと
プログラミング 言語でのコーディングありきではない!ということ
※ビジュアルプログラミング という”感覚的に分かりやすい”形の教材が使われる予定です。
今世の中には自動車や家電など身の回りの便利なモノにはコンピューターが使われています。そのコンピューターが動く仕組み・動かしているプログラミング の仕組みを知ることが重要である、と。
あくまで身につけるべきはプログラミング思考 ≒『論理的思考』なのです!
論理的思考って?
ざっくりと説明すると
『矛盾や飛躍がないよう物事を順序立てて考え、体系的に整理し、結論を導き出して計画的に実行する思考法』です。
確かにコンピューターが”行間”を読むことはできませんものね・・・
まさにPCと上手く”意思疎通”するための考え方とも言うことができそうです!
さらにプログラミングを体験することを通して、
・コンピュータはプログラムで動いていること。
・プログラムは人が作成していること。
・コンピュータには得意なこと、できないことがあること。
・コンピュータが日常生活の様々な場面で使われ、生活を便利にしている
こと。
・コンピュータに意図した処理を行わせるためには必要な手順があること。
【小学校プログラミング教育の概要 1 P10】
どのような時代・状況にあっても、自分自身で考え解決していける力を身に付けておけば、仕事だけでなく日常生活や様々な場面で問題に直面したときにも役に立ちます。
『プログラミング思考』≒『論理的思考』はこれからの時代を生き抜くために誰もが持つべき(身につけるべき)能力だということですね!
ということで「百聞は一見に如かず」
次回のブログからいよいよ”プログラミングなるモノ”の実体験をお伝えして参りますよー♪( ´▽`)/