コピーライティングの力

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ビジネス・マーケティング
1980年代、コピーライターブームが起きました。

糸井重里さんが書いた、西武百貨店の「おいしい生活」はあまりにも有名で、広告コピー1行で100万円!などと言われていた時代です。

以来、時は変わっても、「コピーの力」が商品やサービスの販売促進、集客に大きな影響を与えていることに変わりはありません。

しかし現在、広告やPR業界にいる若い人から見ると、「なんでコピー1行に100万円?」と思うかもしれませんね。

私は以前、広告会社にいた時に、新入社員にコピーライティングの講座を開いたことがあります。
その時の教材の一つが、やはり糸井重里さんの作品。スタジオジブリ宮崎駿監督の名作「もののけ姫」の宣伝キャッチコピーである「生きろ」でした。

その話を聞いた新入社員の一人が「こんなの誰でも思いつきますよね?」と言ったのです。

確かに、言葉としてはごく普通です。
しかし、糸井さんは映画の脚本や絵コンテを何度も読み返し、さらに古代ローマの戦闘の物語をたくさん読み、その絵画もたくさん見たそうです。
そしてそこから、人が死ぬことの恐ろしさ、残された人の悲しみなどを、たくさん吸収し、そこから絞り出された言葉が「生きろ」だったのです。

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広告界のバイブルとも言われている名著「アイデアのちから」(チップ・ハース+ダン・ハース共著)の中に、こう書かれています。

「優れたアイデアというのは、ゼロから考えることではない。すでにあるパーツの中から最適なものをチョイスする、もしくは組み合わせることである」

有名なところでは、スティーブ・ジョブズが生み出した「iPhone」
これは「すでにあった携帯電話」と「すでにあった液晶タッチパネル」と「すでにあったパソコンのアイコン」を組み合わせたものです。
まさに「誰も思いつかなかった組み合わせ」です。

そしてジョブズは優れたコピーライターでもありました。
「iPad」の広告コピー「ポケットの中に1000曲」これも普通の言葉の組み合わせにすぎません。

そういう「誰も思いつかなかった」言葉のチョイスや組み合わせを思いつくのが「天才」と言われるゆえんです。糸井さんも然り。

私が提供しているサービスは「PR・プロモーション動画」のカテゴリーです。

動画というと、どうしても「派手な編集」「カッコいいエフェクト」「飛び出すテロップ」など、視覚的な効果が強調されがちです。
イベントのオープニングムービーなど、華やかさが求められる動画であれば、それも必要でしょう。

しかし「PR」とはそもそも広告の一種であり、「商品やサービスの魅力を伝えて購入していただくこと」が目的です。
そのためには、ビジュアル(映像)も大事ですが、それと同等に、いやそれ以上に「言葉(コピー)」によるメッセージが重要だと思います。

「こんな商品を売るためのPR動画を作りたいんだけど、どんな構成で、どんなコピーが良いだろうか?」とお悩みのあなた、ぜひ私に相談してください。
ヒントとなるようなご提案をさせていただきます。もちろん無料で。

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※広告・PRのコピーライティングの実例は、私の「サービス内容」に詳しく書いてありますので、そちらもぜひご覧ください。

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