印象良く、頼みごとを断るには。断りかたの種類と成功率アップのコツ

記事
ライフスタイル
同僚や上司から手伝いを頼まれたとき、自分の仕事で忙しかったり、プライベートの用事で断らなければいけない。
しかし職場での印象や人間関係も大切にしたい。
こんな風に悩んでしまうと中々断ることに勇気が必要です。
断り切れず、手伝ってしまう人も多いのでは。
特に上司や目上の人は余計に断りづらいですよね。
しかし手伝い続けているとストレスや疲労が溜まるだけでなく、
「あの人なら手伝ってくれる」「みんなが頼んでるから大丈夫」
と便利に使われるようになってしまいます。
今回はそんなあなたに実践してほしい、印象良く断る方法を紹介していきます。

断り方の種類

印象の良い断り方を解説するまえに、断り方の種類について理解しておく必要があります。
なぜなら断り方によって特徴があり、自分と相手にとって良い部分と悪い部分があるからです。
あなたが、職場、家族、友人に対してどのように断っているのか考えてみてください。

非主張的反応(ノン・アサーティブ)

最初に説明したような「断れない」ことです。
自分の主張(断る)をしないため、すべて受け入れてしまいます。
その場しのぎなら良いんですが、長期的に続くと
肉体的精神的に大きなストレスを抱えることに。
相手は嫌々受け入れていることに気が付かないため、その後もお願いされてしまうかもしれません。

直接的攻撃反応(アグレッシブ)

相手に対して攻撃的な態度をとってしまいます。
「この仕事お願いしてもいい?」と声をかけられると
「なんで私がやらないといけないんですか」「勝手に決めないでください」
このように相手への配慮がなく、自分の意見を素直に伝えてしまうのです。

周りには攻撃的な人という印象をもたれ、人間関係がうまくいかなくなることもあります。

主張的反応(アサーティブ)

相手への配慮をしつつ、自分の主張をします。
「この仕事お願いしてもいい?」に対して
「他の仕事で忙しくて、難しいです」
自分の「断る」という主張はしつつ、相手の立場も考えた断り方です。
結果的には断っていますが、相手が不快になりづらい言い方です。
もちろん実践すべきは主張的反応(アサーティブ)です。
相手の立場・配慮をしたうえで、自分はどうしたいのかしっかり伝えましょう。

印象を良く断る方法

では主張的反応をする際に、実際に使えるテクニックを紹介していきます。
代案を提案する
断る際に「申し訳ありません。今日は無理です。」と断りの返事だけでは足りません。
代案、条件を提示しましょう。
「今日は無理です。ただ明日であれば可能です。」
「18時までであれば良いですよ」
このように別日や制限などを提案するのです。
これの一言により
・手伝う気はある
・現在の状況では難しい

ということを伝え、相手にあきらめさせることができます。
イエス・バット方

先ほど紹介した、提案の仕方を逆にしたものです。
具体的には
「手伝うことはできます。でも明日なら。」
「手伝えますが、18時までです。」
先ほどの提案と比べ、先にポジティブな返事を返すので、より相手に印象良く断ることができます。
主張的反応と、この2つのコツを使用することで、かなり印象良く断ることができます。
もう自分の思いを抑えて、我慢する必要はありません。
やりたくないことは正直に主張するようにしましょう!

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す