Shopify 注文管理画面について徹底的に説明します。

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こんにちは、

Shopify Plusコンサルタント シュンです。

今回のブログでは、Shopifyの注文管理画面についてです。

オンラインストアを初めて運営される方には、売上が立ってから覚えても良いかなぁと個人的に思いますが、意外と詳しく説明されている記事が日本語で無かったので気になる方もいると思い、書くことにしました!

書いてみると長くなってしまったので、注文管理画面、注文内容、チャージバックの3部に分けて読んでいただければ幸いです。

では参りましょう!

注文管理画面
「注文管理」をクリック。
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上記のバーから、注文のサマリーを確認できます。
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「注文」注文番号は、購入時にお客様にも与えられます。
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「注文日付」は、注文が入った日と時間。
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「お客様」は、購入者の苗字と名前が表示されます。
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「合計」は、注文の合計金額。
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決済状況が下記に表示されます。※画像はデモストアです。決済ステータスは「支払済」が基本です。
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フルフィルメントとは商品が発送されているかどうかなどを確認する欄です。一部の商品のみ発送されている場合は、「進行中」。商品が一つも発送されていなければ、「未発送」。全ての商品が発送されていれば、「発送済み」。
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「アイテム」は、注文商品の合計数です。
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「配送方法」は、選択された配送業者が表示されます。
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注文管理内の「タグ」は、顧客情報に設定できるタグのことです。顧客情報を絞り込み検索することができます。基本手動で入力するようになっています。※Shopify Plusでは決済画面のコードを編集できるので、タグ付けを自動化することが可能です。
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検索バーから、注文番号、お客様の名前、商品名、タグ等を入力して注文リストを絞り込むことが出来ます。
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「ステータス」では、注文の状況を確認できます。
新しい注文は、オープンのステータスから始まります。発送、キャンセル、または返金された後、注文をアーカイブすることができます。問題が発生し、注文をキャンセルするか注文を返金する必要がある場合、注文状況はキャンセル済みに更新されます。
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「決済状況」では、以下のいずれかの支払い状況を確認することができます。
• オーソリ済み
• 未払い
• 支払い済
• 一部返金済み
• 一部支払い済み
• 保留中の決済
• 返金済み
• 未払い
• 無効
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「細部な絞り込み」では、リストに絞り込みを適応することで、どの注文が表示されるかを変更することができます。
注文リストには、以下の絞り込みを使用することができます。
• 「配達方法」 ローカルデリバリー、店舗受取、お客様に配送する
• 「ステータス」 オープン、アーカイブ済、キャンセル済
• 「支払い状況」 オーソリ済、支払い済、一部返金済、一部支払い済、保留中、返金済、未払い、無効
• 「フルフィルメント状況」 発送済、未発送、一部発送済、スケジュール済、保留中
• 「タグ」 注文タグを入力して絞り込み
• 「販売チャネル」有効にされた販売チャネルによる絞り込み
• 「チャージバックと問い合わせ状況」オープン、送信済、受諾済、却下、その他、いずれか
• 「リスクレベル」高、中、低による絞り込み
• 「日付」過去一年まで絞り込み可能、またはカスタム
• 「クレジットカード」クレジットカードの最後の4桁による絞り込み
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「並び替え」では、下記の情報を並び替えることができます。
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注文内容
注文されたアイテムを下記の画像のようにフルフィルメントすることができます。
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注文の支払いの有無を確認できます。下記の画像では、2個のアイテム及び配送料金が支払い済みと確認できます。
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「メモ」では、お客様からの特別な指示やスタッフと特定の注文の情報をシェアする必要があるときに便利です。またチェックアウト時に注文に対してメモを添付できます。メモは基本的に社内向けです。
「追加の詳細」はデフォルト機能ではなく、アプリやAWSのLambda関数などで表示するよう設定します。
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「アイテムをフルフィルメントする」をクリックすると、追跡番号及び配送業者を入力することができます。
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配送業者を以下から選べます。
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お客様がチェックアウト時に入力した配送先住所が表示されます。
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フルフィルメントの内容を確認後、「アイテムをフルフィルメントする」をクリック。
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お客様の個人情報が表示されます。
・ 「顧客」をクリックするとお客様の概要を確認出来ます。購入履歴、最後に注文された商品、Eメールマーケティングに登録等
・ 「連絡先情報」は、Eメールアドレスになります。お客様に連絡が必要の際はEメールをクリックすると連絡フォームが表示されます
・ 「配送先住所」及び「請求先住所」はお客様がチェックアウト時に入力した住所になります。
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注文のタイムラインは、いつ注文が入り、決済の細部、発送通知、アーカイブの有無、メモやコメントを表示することが出来ます。メモやコメントは内部用のため、お客様に表示されません。
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「コンバージョンの概要」では、注文回数、トラフィックの追跡、セッション数を確認することが出来ます。
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「不正分析」は、不正注文の可能性を、「低」、「中」、「高」の3段階で知らせます。「完全な分析を確認する」をクリックすると詳細を確認できます。
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※下記の画像は不正分析「低」の注文例になります。緑色の丸いマークが確認の取れた指標です。
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顧客タグは、顧客情報に設定できるタグのことです。タグを入力しておくと、顧客情報を絞り込み検索する時に役立ちます。
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チャージバックについて
チャージバックとは、クレジットカードを保有する人が、不正使用などの理由により利用代金の支払いに同意しない場合に、クレジットカード会社がその代金の売り上げを取り消しすることです。
異議申立てされた注文金額+手数料(日本は1300円)を強制返金されます。クレジットカードを不正に利用とする人がいる以上、チャージバックは全クレジットカード決済の数%は起こりうると想定しておくと良いでしょう。
チャージバックをなるべく防ぐ方法:
クレジットカード不正利用の一つのパターンとして、高額購入が見受けられます。
注文内から確認できる不正解析度を確認しましょう。解析度が「中」もしくは「高」の場合は、クレジットカードが不正に利用されている可能性があると思って良いでしょう。
発送前に、指標を元に購入者へ本人確認を行うか、注文のキャンセル及び注文の返金をお勧めします。
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