何だかちぐはぐな対応。
その時点で嫌な予感。
通常派遣の面接は違う場所で行っているらしく、
オーナー様はそこで待っていた。
私は派遣会社から施設の方に行ってくださいと指示されていた。
圧倒的に施設の方が私の家から近いことを考慮し、
派遣会社の担当が気を遣ってオーナー様に、
施設での面接をお願いしてくれていた。
オーナー様は、頭からいつもの場所だと思い込んでいて、
派遣会社の担当に「はいはい良いよ」と生返事をしていたようだ。
当然施設の責任者は何も聞いてない。
せっかくここまで来てくれたのだからと急遽オンラインでの面接となった。
もう嫌な予感しかしない。
10分程外で待った後、責任者の方から呼ばれて空き部屋での面接が始った。
ひと通りの質問に答えた後、オーナー様が責任者さんに「どうですか?」
と一言。
堰を切ったように責任者さんが話始める。
「今この施設に全くの素人、何の資格もない人を雇用する体力がありますか?」
「私にはそんな体力も余裕もあるとは思えないのですが。」
「オーナーはどうお考えなのか分かりません。まぁ私が決める問題でもありませんしね。」と、矢継ぎ早に意見が投げられた。
この場所から消えたい気分。
「人を育てないとどうしょうもないだろ?」
苦し紛れとも取れるオーナー様の言葉。
「オーナーが決めたことに従うしかないですから、私たちは。」
悲壮感たっぷりの責任者。
「じゃ、そいうことで…。」
逃げてる感たっぷりのオーナー様。
超最悪…。
こんな感じで面接が終了しました。
この施設が人手不足なのは明白です。
オーナー様は猫の手でも何でも雇い入れ「はい、人は入れましたよ。」
いつも現場に丸投げしている感じです。
上手く行く訳ありません。が、これが現実です!!
何となく分かっている「つもり」でした。
今回現実を見せつけられ、自分の愚かさに改めて気づかされた一件でした。
「介護職舐めんなよ!!」その通り。
全くのお花畑の中で「おじいちゃん、おばあちゃんの話を聴きたい。」
そんな甘っちょろいことを言っている能天気親父の私。
脳天をガツンとやられた気分です。
もちろん「辞退」したことは言うまでもありません。
この場をお借りしまして、
「命懸けで現場でお志事されている皆様に心から謝罪いたします。」
これからも慢心することなくヒーラー功真は日々修行を重ねて参ります。
ここまでお読み下さり感謝申し上げます。
有難うご財増す。 功真