あなたのテキストコミュニケーションは大丈夫?

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トラブルになる前に

ココナラだけではありませんが、コミュニケーションで『テキスト』を使ったやり取りをしていると、思わぬトラブルに発展することがあります。

何事も完璧にはいかないにしろ、少し注意すれば回避できるテキストコミュニケーションのコツを『出品者の視点』で、まとめてみました。

テキストのトラブルあるある

 テキストでのコミュニケーションは、相手と時間を合わせる必要もなく、記載した内容は文字として残るため、優れた点もあります。
 しかしながら、ビデオチャットなどの『対話』に比べると、相手が見えないことによるトラブルの可能性は高くなります。

 テキストコミュニケーションで、こんな経験をしたことはありませんか?

・細かい事を聞きたい時にすぐに聞けない
(トラブル度:★☆☆☆☆)
 相手がすぐにココナラのトークルームやメッセージを確認している分けではありません。
 相手からの返信を待つ、手待ちの時間が増えることや、連絡を取る回数が増えることもあります。

・相手がどこまで分かっているのか確認ができない
(トラブル度:★★☆☆☆)
 会話している時なら、その時点で「分かりましたか?」とすぐに聞けることでも、テキストだとなかなか確認することが出来ません。
 繰り返し同じようなことを聞くと、発注者の機嫌を損ねることもあります。

・予想しない感情を読み取られる
(トラブル度:★★★★☆)
 感情を込めずにテキストを書くことはできますが、読む方は感情を込めて読むことができます。
 特に、読み手の感情が「悲しい」「怒り」「疲れ」といった時は、「怒って書いてる?」といった誤解を生み、トラブルに発展することがあります。

・読まれていない
(トラブル度:★★★★★)
 テキストで説明した内容が読まれていないことがあります。
 こちらが重要だと思っていても、相手にはそう思っていない内容は特に読み飛ばされる傾向にあります。

トラブルを回避するには

 一旦トラブルになると、相手も頑なになり、テキストだけではなかなか挽回することが難しくなります。
 まずはトラブルにならないように努めることが重要です。

・テンプレート化する
 記載する内容は、その時々で書くのではなく、聞きたい事を洗い出しておき、テンプレート化することで、聞き漏れや説明不足をなくしトラブルを回避します。

・質問形式にする
 相手の理解を深めてほしいときは、質問形式で送るのも一つです。
 質問に応える必要があれば、必ず読むからです。

・専門用語を使わない
 発注者が業界の人であることが分かっていない場合は、初心者を相手にしていることを前提に、専門用語を使わないでテキストを記載すると理解を得られやすくなります。

・丁寧な文章を心掛けて書く
 です、ます調で書くよりも、もっと丁寧な語句を選んで記載すると良いです。
 また、一度書いた文をすぐに送信するよりも、時間を置いて読み返すのも効果的です。
例:提出物を送ります。確認して下さい。
 → ご依頼の品を提出致します。ご確認いただきますよう、お願い致します。

・一文を簡潔にまとめる
 長い文章は、読み手の気力を削いでしまいます。
 一文は完結にまとめ、補足が必要な場合は、分割して記載するようにしましょう。
 これだけでも読んでもらいやすくなります。

・画面の向こうに「人」がいる事を感じて書く
 スマホやPCに向かって文字を書くわけですが、その先には発注者である「人」がいます。
 その人に向かってどう書けば『気分良く取引ができるか』考えながら書くと良いでしょう。
 へりくだる必要はありません。
 自分の書いたテキストで、トラブルが発生する可能性があるのなら、少し見直してトラブル回避出来た方がいいですよね。

気を付けていたけどトラブルになったら

 中には「いやいや、そうしていたけどトラブルになったよ」という話もあります。
 残念ながら、話が通じない人は一定数いるようで、そのような人に受注されてしまったら、耐えるか、評価1覚悟でキャンセルするしかありません。

 そして静かに「ブロック」してしまいましょう。

 残念なことに、私も過去に経験があります。
 もちろん、自分に非が無かったか、改善が必要か、そうした検証は必要でしょう。

 発注者、受注者、お互いに最後まで気持ちよく、取引ができるといいですね!
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