美肌を意識する人の果物の食べ方

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コラム
皆さまは果物をよく召し上がりますか?

また、食べる目的は「美肌や健康」のためですか?
それとも美味しいから食べていますか?
実は目的が異なると、果物の食べ方が変わってきます(*^▽^*)

寒い季節に美味しい果物といえば、イチゴ、リンゴ、ミカン、キウイフルーツ、ぽんかんやキンカンなどの柑橘類などがあります。

この時期のイチゴを毎年楽しみにしている方や、食卓の上にミカンが置いてあると、ちょっとお腹が空いた時にはおやつに簡単に食べられますよね。

まずは果物と健康について

果物の良い所は、ビタミンAやビタミンC、ミネラル、ポリフェノール、カロテノイド、食物繊維などが含まれています。
それぞれの果物によって、多く含まれる栄養素は異なります。
例えばイチゴはビタミンCやモリブデンなどのミネラルが多く、リンゴは食物繊維やプロシアニジンというポリフェノール、温州ミカンにはビタミンCやβ-クリプトキサンチンというミカンの色素であるカロテノイドが含まれます。

このようにひとくくりに果物はビタミンが豊富!食物繊維もたっぷりというよりは、果物ごとに栄養価が異なります。

次に果物と糖質
果物には糖質が含まれます。

一例ですが、それぞれの100gあたりの糖質は
イチゴ7g、ミカン11g、リンゴ13g、バナナは21gとこれもくだものの種類により糖質の量に違いがあります。

ここで厚生労働省のe-ヘルスネットに記載されている一文を抜粋しますね。

果物は水分・ビタミン・ミネラル・食物繊維を含みます。

野菜と異なる点はブドウ糖や果糖の糖質を多く含むことです。
果物を食べすぎると、糖質の過剰摂取により中性脂肪の増大や肥満をきたすおそれがあります。

次に果糖と血糖値・中性脂肪の関係についてです。
血糖値は血液の中のブドウ糖の濃度なので、果糖が直接的に血糖値を上げることはありません。しかし糖新生によりブドウ糖に変換されます。
過剰な糖質は肝臓で中性脂肪に合成され、高中性脂肪血症となり肥満をきたすおそれがあります。

「果物は果糖なので直接的に血糖値を上げることはない」という事について。

食後の血糖値が上がりやすい人、糖尿病の人も果物は血糖値を上げないため、安心して食べて良いですよと言われることがありますが、私は注意が必要だと考えています。

■美肌と糖化
糖にはブドウ糖、果糖、ショ糖など種類があります。
その中でも果物の糖質である果糖は、ブドウ糖よりも糖化スピードを早めます。

「糖化する」という事は、タンパク質を劣化させるという事です。
お肌はタンパク質で出来ていますので糖化すると、お肌の弾力が失われたり、黄色くくすんでしまいますので、美肌のためには果物の食べすぎはおすすめしません。

そこで果物の適切な食べ方をご紹介します!

果物は体に良いイメージがありますが、健康のために・・・と積極的に食べると、お肌の調子が低下したり、体重が増える原因にもなってしまいます。

適切な食べ方は、旬の果物を食後に100gほどまでを目安にお召し上がりください。

みかん1個、リンゴ半分ほどの量がちょうどいいのではないでしょうか?

毎日家に帰ってきたらスナック菓子を一袋食べてしまう。
コンビニに行くとついスイーツを買ってしまう。
そのような食習慣の方が、お菓子やスイーツを止めて、一旦果物に置き変えてみるのは勿論良いと思います。
しかし、つい「健康のため」と思うと、毎日積極的にたっぷり食べなければ!と思ってしまいやすくなります。
健康のためという目的ではなく「美味しいから食べたい」と思うことで適量を楽しめますので、美肌のためにも、健康のためにも、食べすぎにはご注意くださいね(*^_^*)
みゆき

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