「人生で達成させたいこと」のその後は幸せ?

記事
ビジネス・マーケティング
本稿は、会社生活で伸び悩みをしていて、兼業などに手を出し始めている方々向けとなります。
(私自身もよく人生について考えこんでしまうので、その戒めでもあります)

人生で達成させたいことの多くはお金で本当に解決できるのか、自分が達成させたいことを例に仮説立てをしてみました。


私が達成させたいこと

人生で達成したいことは数多くあります。
画像2.png
今回は、私以外もきっと達成したいと考えている『会社以外での収入を月30万円確保し、精神的に安定したい』をテーマにします。

成功、失敗によらず、前に進める人生設計について

『会社以外での収入を月30万円獲得し、精神的に安定したい』という目標に関して、誰しも最初からその目標が達成できないとは考えずに目標達成させるための努力をします。
せどり、アフィリエイト、ポイ活。。。

ですが、月30万円って結構高い壁です。運良く稼げてしまう方もいますが、たいていの場合、不可能です。
実際、私はブログ運営を2年ほど行ってきており、ブログ運営を通じて2年間で得られた収益はたったの50万円です。
月換算すると2万円程度です。また決して安定して月2万円ではなく、かなり変動した収益でした。
仕事終わりに毎日2時間バーミアンに籠って記事投稿していたのに全然報われなかったなぁといった感じでした。

その失敗を通じて感じたことは、『成功した未来』『失敗した未来』を仮説として立てて、その時に自分が次に何をしたいと感じるのか予想しておくことです。

今回のケースでいうと、『失敗した未来』を思い描けていなかったので、どん詰まり状態で寝て過ごすことが多くなってしまっています。
こうなってしまっては、限られた人生の一部を無駄にしてしまうことになります。

そこで今更ながらではありますが、昔に戻って『失敗した未来』を思い描いて失敗した先で何をしたいのかを考えてみました。

失敗した未来の先でしたいこと

月30万円が稼げていないことに対して、何が問題になっているのかを整理していみると、
会社生活に辛くなって働けなくなった際に、お金がないと、精神的に安定できず日常生活を満足に過ごせなくなるのではないか
ということが一番の問題でした。

この問題を解決するために、本業で得ている給与同等の月30万円稼ぎたいと考えたわけです。

しかし、問題だと考えていることをもう少し書き改めると、
会社生活に辛くなって社会復帰できなくなるかもしれない
が直面している一番の問題であることがわかりました。

この問題を解決しようとするならば、以下の方策でも解決できるかもしれません。
・ 自分が会社を引張る存在になり、会社に必要な人材になる
・ 会社内の人間関係を大切にして仕事を楽しくする

見返してみると、月30万円稼ぐなんて方法は目の前に抱えている問題に向き合わずに逃げているとも考えられます。
しかし、事実お金が稼げれば自信につながるので、会社でうまくいかなくても精神的には楽になれるので、試しにチャレンジしてみるのは良いかもしれません。
仮に月30万円稼げないと仮定するのであれば、会社生活をより良くさせるための取り組みを実践すればよいということです。
これは別に月に30万円稼げなかったという事実が明るみに出る前でも簡単に気づくことができたことです。
盲目的になってしまうことは、多々ありましたが、先を見据えながら行動するということが以下に大切なのか少しでも伝われば嬉しいです。

成功した未来の先でしたいこと

では、逆に、月30万円稼げたとしましょう。
そのときに待っている未来はどんな未来なのか考えてみました。

月30万円稼げたときの未来
・ NEXT STEPとして、月50万円を目指して副業に勤しむ
・ 不労収益に頼った生活になり、生活は安定するが、物事に熱心に取り組めなくなっていく
・ 多くの時間を副業に注ぐことになり、プライベートに支障をきたす

ポジティブに考えれば、より収益を増やそうと誰もが想像するかと思います。
しかし、物事そんなに単純でなかったりします。
実は私は、学生時代、返済不要の奨学金を月16万円もらっていたことがあります。
学生からしたら大金で、週4で5時間居酒屋でバイトをしていた時の2倍の額ですので、多くの時間も獲得することができました。

しかし、実態はその16万円の誘惑に負けて、何もしなくなりました。
毎日寝て食べてを繰り返すだけ。
そんな生活を続けていると体が思うように動かなくなっていき、何もしていないのに頭が痛い日々が続いたこともありました。

つまり、安定を獲得したとしても、その先に待っているのは、自分の望んでいた未来ではない可能性もあるということ。
そのため、目標達成の前にあらゆる視点で仮説立てをして、いずれ来る未来を許容あるいは対策しておく準備をする必要があると考えます。

これは30万円稼ぎたいということだけにとどまらず、そのほかの自分が人生でしたいことすべてに対して同様のことが言えます。
・ 会社以外での収入を月30万円獲得し、精神的に安定したい
・ 犬を飼いたい
・ 庭やガレージ付きの一戸建てでの住まい暮らし
・ 子どもの教育
・ 友人集めてみんなでパーティができる環境
・ しょうもないことができるネット上のコミュニティ形成
・ より多くの人の役に立っていると実感したい

本当に上記のことができれば自分は幸せになれるのか、未来予想をして、節々で成功しても失敗しても人生を充実させれるようなライフプランを皆さん含めて設計できればうれしいですね。

新卒入社で会社生活を未来予想

今お話しした内容を新卒入社目線で考えてみます。
当時を振り返ってみると、こんな感じでした。
・ なんとなく仕事内容は把握したけど実態はわからない
・ どの部署への配属になるかわからない
・ 人間関係がよいのかわからない
・ 実際にどのくらいのお金が稼げるのかわからない

わからないことだらけですね。
しかし、わからなくても今回紹介した『成功・失敗の未来予想』をすれば、自分の進むべき道がより明確になっていきます。

ひとつ例を挙げます。
配属部署に関して、自分の希望通りであった場合について、
・ 希望部署ではあったが、イメージと相違があり、やらされ業務が多い
・ 配属部署で有識者が少なく、提案しても、話を聞いてもらえない
・ 自分の目標が希望部署への配属で完全燃焼してしまう
・ 花形部署ではあるが、残業が想像以上に多い
・ 研究室の先輩もいるので学生時代と同じ雰囲気で仕事に専念できる
・ 自分と同じ考え方の人が多く、仕事がやりやすい

などの未来予想ができます。
期待通りの道を進めていたとしてもその先で困難にぶち当たってしまうことは多々あります。なので、成功したとしてもその先の未来を考えることは重要です。

逆に、自分の希望通りでなかった場合について、
・ 名の知れた会社で転職活動がしやすいため、またチャレンジできる
・ 社内で部署異動している人もいるので、最終的に希望部署へ異動する
・ 案外仕事をしてみたらやりがいを感じられた
・ 希望部署でなく、自分の能力不足を感じ、休職してしまった
などの未来予想ができます。
たった一度の新卒カードではありますが、転職や異動がまったくないわけではありません。逆に希望部署に配属されてもそこから異動することもあります。
もちろん、上記の仮説はある程度会社生活を送らないと見えてこないことでもありますが、仮説は立てられるだけ立てて、後から消していけばいいので、いろいろな想定をしましょう
そうすれば、リクルーターに質問するときに、本当に自分が知りたい情報が絞り込めるはずです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す