【四柱推命心理】食神過多命式の現象と解釈

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今日は、命式に食神が2つ以上あると、どのような現象が起こるか調べる。

「食神」とは日干が生じ、五行で陰陽が同じ成分のことをいう。

例えば、甲木日干は丙が食神で、乙木日干は丁が食神だ。

食神は普通吉神というが、命式に食神が2つ以上だったり、食神が多いとどうなるだろうか?

「命式に食神が多いと、傷官だ」という言葉がある。


これは事実だろうか。

命式を調べて臨床をしてみた結論としては間違った言葉ではないということだ。

命式に食神がが2つ以上か、食神が多ければ、傷官のように作用する。

食神が多いと、これは食神が強くなるため、食神のバランスが崩れて食神が傷官のように作用するようになる。

これは食神の良い機能もあるが、傷官のように食神が変質し、傷官の良くない性向も同時に現れることを意味する。

したがって、純機能と逆機能が共に現れる。


食神が多すぎて傷官のようになるということは、分かりやすく説明すれば、

攻撃性、気性が荒い性格、気まぐれで多血質な面、表現が荒いか無愛想な部分、人情や思いやりなどが少なくなるということを意味する。


食神の特性である厚徳な面よりは、傷官の攻撃性などが現れやすいことを意味する。

したがって、命式に食神が多すぎるか、二つ以上あると、これは食神が変質して傷官と似た面が現れる。

食神の本来の機能がなくなるわけではないが、部分的に傷官と似た面を示すものである。

この時、命式に官星や印星の構成が良ければそれでも良いが、官星や印星の構成が良くなければ傷官の良くない面がより強くなる。

命式に食神が多すぎるとバランスが崩れるので傷官と同じになり、攻撃的な姿や思いやりなどが弱まるため、性向が多血質的に反映されて現れることもある。

したがって、一般的に良い現象ではないと言える。

だから、命式に食神が多すぎるなら、このような部分を知って改善した方がいいと思う。

命式にの通変星はその姿や形態によって多くの変化を生み、典型的な姿から様々な変化が現れる。

本来はAだが、A-1からA-10までの姿など、多様な性向の気質で現れる可能性があることを認識しなければならないだろう。

食神のこのような部分を理解することが命主の性向を理解するのに役に立つと思う。


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