不動産の購入時に、など。

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土地、建物を購入することは、一般的に人生で何度も経験する人は少ないと思います。多くは1回あるかどうか、もしくは無い場合もあるでしょう。

その辺のコンビニやスーパーでの買い物とは異なります。
自動車よりも高額になることが多いです。
店によって買う、持ち帰ることはできません。

購入時に色々な手続きが発生します。
権利関係があります。
売主が必ずいます。
売主を無視して買うことはあり得ません。

今回、手順を誤ったと思われる購入希望者がいました。
土地購入希望者でした。
でした、なので過去形です。
買いたいという意思はあったようですが、買えません。
売主が、この希望者に売却することを強く拒んだからです。

この希望者は、手順を誤ったことが原因で買えなくなったように感じます。
希望者は、建設会社経由で、希望を出しました。
このこと自体は普通のことです。
何ら誤りではありません。

誤りと思うのは、売主の意向や条件を一切、考えずに一方的な条件でかなり強気の買い付けを、いきなり出したことです。

当然、仲介業者に買い付けが送られてきます。
普通は喜ばしい事です。
しかし、今回は建設会社の担当者も、何の連絡もなく、いきなり一方的な内容で「送りつけてきました」。

これが誤りです。

売主の売却条件や、売却理由を全く考えていません。
相手の事よりも、建設する施主の希望しか考えていません。
しかも強気の買付条件です。
CM等で名が知れているかもしれませんが、売主を無視した条件で、売主が応じる前提で出してきた内容に、売主と売主の家族は怒りました。

当然です。

今すぐ換金しないといけない状況の場合、早く片づけたい場合、ではありません。待つことができる売主です。

なぜ、こんな条件を受けないといけないのか、となりました。
その結果、拒否、売りません、となりました。

一方的な買い付け、が誤りです。
買付を出す「前に」、色々と調整すべきでした。

買主は安く買いたいです。
ですが、価格に売主が応じた場合、となります。
買主の希望価格、条件に必ず応じないといけない、理由はありません。

売りません、という回答を建設会社の担当者に伝えました。
驚いていたようです。
売主からすると、何様か、と思ったかもしれません。
会社の看板と、その営業担当者は違います。
企業の代表権のある者ではありません。
ただの営業マンでしかありません。

そのただの営業マンに言われたのか、一方的な条件を何の相談もなく出してきたこと、この最初の手が誤りでした。

滅多に言いませんが、今回、購入希望者(買主ではないので)に対し、あなたには売ることができない、ことを伝えました。
希望者から急に電話があったからです。

電話の応対からすると、よい希望者のように感じました。
しかし、手順前後でした。
買えない、ことを伝えました。
他の土地を検討することを勧めて終わりました。

不動産の購入時には、売主がいることを考えることを勧めます。
相手が必ずいます。
機械が売主ではありません。
人、です。

AIでは対応できない案件です。
人対人であることを、不動産の購入時には忘れないことが良いと思います。
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