とても小さな市と町の争いなど

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福岡県のほぼ中央部にある地区、筑豊地区にある市と町についてです。
宮若市と小竹町です。
宮若市はトヨタの工場で知名度が少しはあると思います。
小竹町は、福岡県民でさえも知らない人がいるかもしれません。
宮若市の人口は、約27,000人、小竹町の人口は、約7,000人です。
どちらも「小さな町」です。

宮若市の場合、本来であれば市ではなく町の人口です。
市の基準は、5万人以上であること、が要件の一つになっています。
合併時の特例で、3万人以上で市になりましたが、今はその3万人すら
下回っています。

宮若市は、旧若宮町と旧宮田町の合併によりできました。
当初は読み方を間違う人が多くいたようです。
若宮市という人もいました。
個人的には、それでいいように思いましたが、宮田のほうが人口が多かったのか、今の宮若市になったようです。

ですが、現在の人口では宮若「町」にすべき内容です。
市になることで良かった点は一つ、ありました。
郡を書かなくてよいこと、です。
以前は鞍手郡宮田町、鞍手郡若宮町でした。
住所を書くときに、いちいち鞍手郡と書く必要がありました。
市になったことで、福岡県宮若市で良くなりました。

せっかく市になったのに、今の人口では町に格下げになる可能性もあります。
隣接する町と合併して、5万人以上の市にすべきと思います。
これを推し進めないといけないのは、市会議員、町会議員の仕事のはずです。
特に小竹町は、7千人「しか」いません。
その7千人「しか」いない町に、議員が12人います。
宮若市は、2万7千人の市で、議員が16人います。

仮に、この二つの市町が合併しても、人口3万4千人です。
市の基準に届きません。
3万4千人に対し、合計議員は28人います。

小竹町の隣、飯塚市は人口約12万6千人です。
議員の数は、28人です。

12万6千人の飯塚市と、二つ合わせても3万4千人の宮若市+小竹町の
議員数が同数です。

私は、どう考えても不公平と思います。
12万6千人の飯塚市を基準に考えると、1/4しかいない宮若市+小竹町であれば、28÷4=7人の議員で良いと思います。
しかも小竹町の議員は、報酬を「引き上げろ」と求めています。
逆と思います。
人口比で「減額」すべき、と私は思います。

おまけにこの宮若市と小竹町は、全国に恥さらしなことを始めました。
市と町の裁判です。
排水に関係した裁判です。

原因は小竹町にあります。
遠賀川という、全国規模の大きな河川があります。
ここに近隣の町から排水が流れていきます。

小竹町では、内水氾濫が起きていました。
理由として、宮若市側から流れてきた排水が原因となりました。
本来であれば、同じ排水経路なので、協力して改善工事をすればいいだけ、
のはずです。

しかし、協議は不調に終わりました。
さらに、小竹町は強行手段に出ました。
市と町にまたがる川に、水門を設置することにしました。
宮若市側も反対側に排水できるように準備をしてきました。

誰でもわかることですが、無償で工事はできません。
費用が生じます。
公共工事です。
行政が異なるので、同時に進めることは難しいです。

そのためか、小竹町は先に設置することにしました。
一応、宮若市には通告したようです。
知らせただけ、です。

設置が完了すると、宮若市側は排水できない水による影響が懸念されます。
だから、裁判に発展しました。
宮若市は、水門設置工事の禁止を求める仮処分を申請しました。
当然と思います。
そのまま設置され、大雨の時に塞がれたらどうなるか、小学生でも理解
できると思います。

この原因を作ったのは誰か、です。
私は、市と町の議員が諸悪の根源と考えます。
本来、住民の安全性を考慮し、住民のために行動すべきはずです。
確かに小竹町「だけ」みれば、効果はあると思います。
しかし、強行することで宮若市民に被害がでることが「容易に」想像できます。自分の町さえ良ければいい、という考えに見えます。

どこぞの国と似た行動です。
少なくとも倫理的に正しいとは思いません。

二つ足しても町レベルです。
だったら合併して町にすべきです。
議員も削減できます。
隣接する飯塚市と比較するなら、合併して7人の議員で十分です。
市ではありません。町です。

地方自治法では、都道府県と市、町村で色々と分けられます。
都道府県と市の場合は、兼業規定も厳しくなります。
町村になると、かなり甘くなります。

合併しても飯塚市の1/4しかいない人口レベルの市と町が、排水で
全国に恥をさらすことについて、激しい憤りを感じます。
明治、大正後期までの「本物の」議員であれば、このような恥は
さらさなかったと思います。

前科前歴多数でも、公職選挙法上クリアしていれば自慢げに町会議員を
名乗る者もいます。
隣接市が困ることになっても平気、これは前科前歴の過去の現れのようにも
見えます。他人が困っても平気、自分さえ良ければいい、という姿勢です。

勧善懲悪、という言葉は軽くなりました。
他国で省になっていますが、真逆のことをしているからです。

もし、この市と町に本物の気概を持つ者が議員であるなら、このような醜い争いにはならなかったと思います。

有権者数に限ると、いよいよ小さな町です。
全国に恥をさらしていることも気づかないのかもしれません。

国と都道府県が同等になっています。
小泉政権が原因です。
その結果、対立が続いています。
上意下達になりません。
責任の押し付け合いが起きています。

国会は開催されています。
本物の議員がいるなら、今の国と地方の関係を変えるべきです。
決められる仕組みにすべきです。

それが可能になれば、宮若市と小竹町のような合併しても町レベルの場合、
強制的に5万人超になるような大きな合併を実現すべきです。

人口比で地方議員数も配分することです。
また、前科前歴のあるものは、議員不適格として公職選挙法を改正することです。二度以上逮捕される時点で「反省していない、更生していない」ことの現れです。むしろ悪化していると受け取るべきです。

善良で正しい人が議員になるべきです。
互いのことを考えることができる、当然の人です。
その人たちが議員になると、今回のような醜い争いは生じないと思います。

悪党を駆逐するために天からコロナが送られてきた、と考えた場合、コロナに
頑張ってほしいと思います。
もし、コロナに感染する人が、悪党限定だった場合、これは非常に興味深いことになります。

必要かどうか、天の意思です。
生き延びたいと思っても、強制的に終了します。
もしかすると、国会内部でも大掃除が発生するのかもしれません。
緊急事態を超えた状態になると感じます。

慌てて発令しても、「ただ言っただけ」になります。
オオカミ少年化しています。

自宅療養中の死者は、ほとんど報じられなくなってきました。
「見捨てられた」とも言えます。
ついに、この次元にまできたのか、と思います。

何を根拠に政府は2月上旬にはピークアウトする、と思っているのでしょうか。増えることは考えないのでしょうか。
そもそも、先を見ることができる人が政府内にいるのでしょうか。

見えている人がいるのであれば、大きな根拠になります。
見えていない場合、ただの空想、妄想にすぎません。

今の社会の仕組みが、根底から変わるときが来るような気がします。

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