誰にも、恥をかかせないこと。

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コラム
ドイツの哲学者、ニーチェ。
本名は、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ。
カタカナに弱い私は覚えられない(笑)

あらゆる哲学者の中で、最も名前の知れ渡っている人物と言われています。
私もニーチェは知っていました^^

哲学とはいったい何なのでしょう。
調べたところ、簡潔にいうならば「知を愛する」。
辞書にはこのように説明されています。
古代ギリシアでは学問一般を意味し、近代における諸科学の分化・独立によって、新カント派・論理実証主義・現象学など諸科学の基礎づけを目ざす学問、生の哲学、実存主義など世界・人生の根本原理を追求する学問となる。認識論・倫理学・存在論などを部門として含む。
お腹いっぱいの時には眠くなるような内容です。

若い頃、こんな話を聞いたことがあります。
「哲学にのめり込んだ人間は『幸せ』の根本を探しまわっている。
そのため働かず、常に考えてばかりで幸せを取り逃がす。」
これが真実とは思いませんが、そう言われる程に人生の意義を考える人こそが哲学者なのでしょう。

「ニーチェ先生」は漫画のタイトルです。
コンビニにバイトとしてやってきた青年が、悟りきった応対で客や店員を翻弄する話で、読んでてほんわか面白い。
「その態度は何だ、客は神だぞ!」という困ったお客様に「神は死んだ。」とニーチェの言葉を用い撃退します。
スカッとする場面です。


❝ あなたにとってもっとも人間的なこと。
それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。❞

この言葉もニーチェの残したものです。

解釈は色々と出来るかと思います。
家族の洋服を綺麗に整えてあげること、とご自分の生活に置き換え実践されている方も。

私はこう受け取ります。
会話や行動の中で、誰かを陥れたり辱めたりしないことが人間として大切である、と。

肉体的欠点や服などのセンスを責める行為は、相手に恥ずかしい思いをさせる言動ではないでしょうか。
周りの関心を引き寄せ、1人をターゲットにあざ笑う言動も、その相手に恥ずかしい思いをさせていますよね。

仮に悪意がなくても、相手に屈辱的な恥ずかしさを感じさせたならば、それは人間としてまだまだ浅いのではないかと思います。
私も幾度となく反省を繰り返しています。
浅い自分を思い知ります。

性癖での辱めは省きます。これは根底に愛があります。たぶん、あるでしょう。あった方が美しい。失礼しました。

話を戻します。
いじられた人間が、いじってきた人間の弱点を知っていたとします。
(話は元に戻っています。念のため。)
その弱点を知りつつもそこには触れずに胸の内に留める。
ニーチェの言葉を借りれば、もっとも人間的なことだと思います。

「あなたにとってもっとも人間的なこと。
それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。」
この言葉は、ビジネスシーンでもプライベートでも役に立つのではないでしょうか。

私も胸に留め、最低限のマナーとして・相談を受ける側として、しっかりと身につけていきたいと思います。

人は何を笑いの対象にするかで、その人の人格がわかる。

これもニーチェの言葉です。
ブログ内に下世話な話題を盛り込んだ私も、人格を問われそうです(笑)

他にも多くの言葉を残しています。
また改めて調べ返してみようと思います。
興味のある方は是非とも検索してみてください。
心に響く言葉が見つかるかも知れません^^


恥ずかしい思いをして辛い…そんな時に

「哲学」をテーマにする場合は、慌ててしまうかも。
それでも喜んで承ります♪


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