昨日、訪問に行った方の家が暖かく、
積極的に支援をしていきたいという気持ちになりました。
高齢夫婦世帯で
妻は腰の痛みだけで、夫が認知症です。
(要介護1の夫です)
夫は薬の飲み忘れが増え、定期的に受診をしているクリニックから、
専門の看護師さんに自宅に来て、健康チェックも含めて診てもらった方が良いよ。
とアドバイスされ、私の方で、介護保険サービスである
訪問看護ステーションの導入をしました。
訪問看護を利用するためには、介護保険制度上
ケアマネがサービス担当者会議を実施しなければならず
また、訪問看護の事業所と契約もあったので
娘さんは仕事を切り上げて来て下さいました。
認知症になった夫は、93歳にも関わらず、とても元気で
常にニコニコしていました。
人が来ることが好きみたいで、楽しそうでした。
娘は大学病院の解剖医で、キャリアウーマンですが
とても物腰は柔らかく、とても家族の関係も仲が良く、仕事の帰り週2~3日実家により、食材を購入し、渡しているそうです。
娘から「母も父も一生懸命、仕事をして、私を医学部まで出してくれました。
できる限り、穏やかな日常が過ごせるようにしてあげたいので、精一杯の協力はしますので、よろしくお願い致します。」
と、両親の感謝を伝えながらも、ケアマネにも協力的でした。
こんな家族に出会ってしまうと、最期までケアマネとして寄り添っていこうと、エネルギーが沸いてくるのですよね。
やはり、家族の協力や思いがあるからこそ、介護保険サービスでできることはサポートしてあげていきたいと思えるのです。
なので、ケアマネと一緒に協力をしあっていくというスタンスの方がやりやすいと思うのです。
よく、
・家族がケアマネに文句を言う
・上からものを言われた
など、ケアマネがSNS発信していますが
利用者・家族に伝えたいのは、
多分、ケアマネを味方につけた方がやりやすいです💦
(自分がケアマネで言うのも変ですが)
最近の利用者の娘がキャリアウーマンが多く、
医者、獣医、看護師、総務課の課長など素晴らしい職業の方です。
それだけ女性が活躍できる時代になり、共働き世帯が多くなっていますが
態度は物腰が柔らかく、むしろ私を頼ってきます。
おそらく、良い意味で利用されていると思います(^-^;
ただ、言い方も礼儀もしっかりされているので、会社では優秀なのだろう。と分かるくらいです。。。。
私も親が介護に必要になった時、ケアマネがついた時は、一緒に協力しあうスタンスでいようと思いました。
まぁいろいろありますが、この仕事は自分が助けられているような気がしてなりません。
介護保険制度の仕組みやケアマネの働き方には、本当に疑問はありますが、
関わっている利用者も家族も温かい人ばかり。
だからやめられないんだよな~と思いながら
今日は認知症ご夫婦の訪問に行ってきます。
読んでいただきありがとうございます。