ケアマネだから伝えたい!老後対策

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ケアマネになって、さまざまな高齢の方を見ていると、
将来、自分が老後になった時に、こんなマインドでいよう、こんなことにきをつけようと、
自分の老後の対策ができるな~と思っています。

介護・福祉業界を知らない方や高齢の方と一緒に住んでいない方は、
老後の過ごし方やどんな生活を送っているのか知らない人が多いと思うのですが、

私は、この業界に入って、約15年ほどになります。

今、若い人や健康な方は、あまり老後のことは想像しないと思いますし、老後に考えれば良いと思ったりすると思うのですが、
若くても健康でも、今から気を付けた方が良い点はいくつかあります。
そのあたりを簡単に紹介します!

①戸建てに住んでいる方気を付けて!
戸建てに住んでいる方も多くいると思うのですが、
高齢になると、階段に上るのが本当に大変です。
しかも、転倒するリスクも高くなり、骨折なんてしてしまったら、おそらく
2階には上がれません。
今、要介護の方のほとんどは、1階を生活拠点としています。
ただし、昔の戸建ては1階が広く作られている方が多く、何個も部屋がある方もいるので、2階の寝室を1階にする方が多いです。
ただ、今の戸建ての作りって、1階がリビングしかないのではないでしょうか?
また、3階建ての家だと2階にリビングがあったりします。
若い時は全く問題ないと思うのですが、老後は階段が本当にしんどいし、上り下りができなくなる可能性が大きいので、
もしかしたら、階段に自動で上り降りできる昇降台車の設置や引っ越しをしなければいけない可能性もあるということです。

②家族は仲良く
今の利用者さんは、ほとんど家族と一緒に住んでいたり、すぐに家族と連絡がとれるので、安心なのですが、
中には独身で身内とも絶縁、だれも助けてもらえる人がいないという方もいます。
そうなると、成年後見人制度を利用して、お金の管理や出し入れなど、後見人の方にお手伝いをしてもらえば良いのですが、(お金がかかります)
日々の生活で連絡も取る人もいない、家事や洗濯、掃除など手伝ってくれる人がいないとなると、介護保険サービスを利用するのですが、限度枠があるので、全て介護保険で賄うことはできません。

となると、自費サービスになってきます。。。
これって毎回お願いしていたら、すごい金額になってしまうし、
貯金があっても足らない状況になってしまうのです。
だからこそ、身内や誰かと仲良くしておくことは大切になってきます。
今、お伝えしたのも、ほんの一部で、まだまだ老後の対策や予防などはたくさんあります。

ケアマネはただ高齢者の方の支援をするだけではなく、若い人・健康な人にも、老後ってこうなるよ。だから対策もしておきましょう!と伝えてもいいのだと思うのです。

何だってなってからではなく、予防はとても大切です!
ちなみに副業で介護コンサルもしています。

自分の経験や知識を様々なところでお伝えできたら、嬉しいと思っています^^
読んでいただきありがとうございます。
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