「著作権譲渡料金」ってどうして必要?

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音声・音楽
お久しぶりです。奈良音花です。

以前は「抹茶カモノハシ」を名乗っておりましたが
あまりにコミカルすぎて声優業には向かないと思い、
通常の名前に変更しました!以後、お見知り置きくださいませ。

さて、おかげさまで9月11日に出品を開始して以降
たくさんのご依頼を頂いており、連日お見積もりのご相談も頂いております。
私の料金設定は業界では破格と言われておりますが
その理由は「著作権を譲渡していない」という事に集約されます。

著作権を譲渡しないことにより、どんなことが可能なのかと言いますと
声優活動においては以下の2点です。

・担当した音声をサンプルボイスに使用することが出来る
・ブログやSNS等で音声担当したことを告知することが出来る
 「○○のCMの音声は私の声です」とか。

これらが出来ることによって、
例えばとある案件で使用された声を聴いた他の人が
「この人はこんな声が出せるのか!自分もお願いしたい!」
と思っていただいて、さらにお仕事につながることもあります。
つまり、「受け身型のプロモーション」となり、
安価でお引き受けしても、次の仕事に繋がるチャンスになるのです。

でも、「実績公開不可」で「担当声優名の表記もされず」
「サンプルボイスにも使用できない」となるとどうでしょうか?

音声を担当したCMや動画が、どんなにバズっても
自分の名前はどこにも出ませんし、声に興味を持ってくれた人がいたとしても
どこの誰かもわからないため、お問い合わせすら出来ないのです。
新しいご縁が失われてしまうのです。

声優、とくに事務所のバックボーンなどが何もない
フリーランスにとってはこれは死活問題なのです。
少しでも多くの方に知っていただき、リピーターとして使ってもらえなければ
安定した収入になりませんし、結局他のアルバイト等で食いつなぐことを
余儀なくされ、収録できる時間が限られ、アルバイトが忙しくなると、ゆくゆくは廃業。

こういった理由により、
「実績公開不可」で「クレジット表記不可」の場合は
著作権を譲渡する代わりに、オプション料金をお支払いして頂いているのです。

もちろん、せっかく自分に興味を持って下さった方なので
極力コストパフォーマンスの良いお値段を提示したいという気持ちがありますが
コンスタントに依頼が入る保証もなく、新規案件に繋がるプロモーション活動まで制限されてしまうと、デメリットの方が上回るため
このオプションについては、どうしてもご納得いただいた上での受注となります。

以上が著作権譲渡料金が必要な理由となります。
もちろん、実績公開可能だったり、クレジット表記をしていただける場合は
これらのオプションは発生しませんのでご安心くださいね!
なお、料金については以下のメニューのオプションからご確認いただけます。
奈良音花でした。
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