3Dプリンタを使った減速機の製作

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こんにちは
今回は勉強がてらFusion360を使って減速機の設計をしてみました.
↓これがFsion360で設計したものです.減速比は36:1で設計してみました.
減速機ャプチャ.PNG

カバー写真のものが実際に3Dプリンターを使って出力したものになります.
ギアの生成にはFusion360のアドイン「SpurGear」を使用しました.
3Dモデル上で設計した歯車が,家庭用の3Dプリンタで出力した際にきちんと問題なく稼働できるかどうかのテストでした.
材料はPLA,使用した3Dプリンタはanycubic mega-Xです.
結果は全く問題なく,きちんと動作してくれました.

本来の製造現場であればこのような歯車を製作するにはNCフライスや放電加工機,専用工具付きの旋盤等,非常に高価な工作機械が必要です.
しかし,3Dプリンタの登場でこのような複雑なものが個人レベルでも作れるようになりました.流石に大企業の量産品と比較すると耐久性や品質面では劣りますが、個人が持っているアイデアを低コストかつ素早くテストできる面ではとても有用な技術だと言えますね.


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