WordPressのサーバーはなぜ高い?

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使い勝手もよく、料金もほぼ最安値に近いということでオススメのサーバーがロリポップです。弊社もここを利用しています。ちなみに、HTML+CSSでHPを作れば、弊社のように業務用でない限りは110円(月額)でOK。しかし、ワードプレスで作ったHPの場合はこのプランは使えません。最低価格が440円(月額)となり、そしてその料金表がこちら。
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これを見た方は、エコノミーはなぜダメなの?と思われるかと思います。
その理由がこれ。

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そう、最安値のエコノミーは、ワードプレス非対応なんです。
その際たる理由は、以前ブログにもあげましたが、データベースを使うか使わないかと言う点です。
データベースに関することはここでは割愛しますので、ぜひ過去のブログを読んで下さい。
簡単に言えば、HTML+CSSで作ったサイトはサーバーを占有する容量が大したことはありません。一方、ワードプレスはブログ機能があるため、使用者が書けば書くほどデータベースに蓄積され、サーバーを占有する量がどんどんどんどん増えて行く。したがって、サーバーを提供する側からすれば、HTMLのHPとワードプレスを同額で提供するのはちょっとね。と言うことでしょう。ただ、長期で利用すれば料金は徐々に安くなっていきます。

ちなみに、ワードプレスを無料で利用できるサーバーもあります。

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これを利用する際に注意する点は3ヶ月更新であること。
更新が近づいてくると、メールが届きます。これをクリックするだけで更新完了。忘れたら契約打ち切りとなります。現在のところ、更新回数に上限はありませんので、一応、永久利用可と言ったところ。
当面は広告出ませんが、長く利用すると広告が表示されてきます。
Google等と広告契約するのとは違い、意図しない場所に表示されますので、デザイン的にはいかがなものかと。
気に入って有料版に変えるならば、990円(月額)での契約。
決して安いものではありません。

補足でサーバーの引っ越しについて。
サーバーの引っ越しは正直、ハードルが高いです。基本的に誰かにお願いすると言うスタンスとお考えください。
理由は、ただ解約して新しいところと契約する。それだけではHPの引っ越しはできないから。

詳しくはまた近々書こうと思っていますが、HPの仕組みとして、①オリジナルドメインを取得 ➡︎ ②サーバーと契約する、と言う流れですが、当然①と②を関連付けしなければ、閲覧することはできません。この関連付けが中々面倒です。また新しいサーバー用語、「DNSサーバー」が関係してきます。弊社も先日複数に跨っていたサーバーをひとまとめにしたいというオーダーを受け、作業しましたが、移動をブロックされていたため、うまくいかずコールセンターとやりとり。先方から返ってくる言葉は専門用語のオンパレードですので、一般の方にはかなりハードルが高いかと。
そしてサーバーは切り替えた瞬間に「はいOK!」ではなく、ジワジワと浸透していく感じですので、完全移行まで最長で72時間程度かかる場合があると言われています。
そして何より、過去のブログ(データベース)も連れて行かないといけないですし。

まー何が言いたいかと言えば、あまり引っ越しはオススメしません。
多分、ココナラで誰かに頼むとなると3千円くらいが相場かと思います。手間と料金、そんなこんなを考えると、長期でお付き合いするサーバーを最初の段階で選ぶ。それがベストだと思います。
何より、検索で上位に表示されるサーバーはどこにお願いしても性能に大差が無いですから。


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