伝わるチラシの法則①「誰にどのように行動して欲しいか」がわかる

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デザイン・イラスト
チラシを作るときってどのような時でしょうか?

多くの人が「伝えたいことがあるとき」という答えになると思います。
たとえば、新規オープンの告知、キャンペーンの告知、新商品の紹介、移転のお知らせなどなど、さまざまなケースがありますよね。
ただチラシの役割としては、「知ってもらう→行動に移してもらう」という行動導線が大事なります。
ただ知ってもらうだけではダメで、きちんと背中を押してあげる必要があるると言うことです。

●電話で問い合わせて欲しい
●SNSをフォローして欲しい
●来店して欲しい

など色々な要望ががありますが「このように行動して欲しい」と考えていても、その方法を具体的に述べていないチラシは世の中には多いのです

たとえば、「電話で問い合わせて欲しい」のに電話番号がキャンペーン情報の紙面上の動線ではなく裏面にある場合や同じ紙面上でも極小さな文字で書かれていたりすることもあります。
もちろんデザイン上その方がカッコいいという視点もあるでしょう。
ブランディング上そうするのがベストという考え方もありますよね。
しかし、あくまでもチラシを手に取って行動するのはエンドユーザであるということは忘れてはいけない視点です。
できるだけ、親切に「どのように行動して欲しい」のかをお伝えすることは、本当に大事なことです。

人は「伝わった」から「行動」する生き物です。
もし、あなたがチラシを受け取った側だとして、チラシを受け取ってタダの告知だけで、その後の行動についてお示しされていない場合どうしますか?

●どこに問い合わせたら良いのか?
●どこに行けば買えるのか?
●予約は必要なのか?

当たり前のことだと感じるかもしれませんが、その方法を具体的に述べていないチラシは本当に多いのです。

もし、これからチラシを作って販促や集客をしようと思うなら「誰にどのように行動して欲しいか」といった視点、そしてお客さんがどのような属性(年代や性別)であるかを考慮する必要があります。
モノを売る、人を集めるためには「お客さま」の視点に立ってみることは、大事なことです。
きちんと「伝わらない」ということは「ゼロ」だと思って良い。
だから、「伝えたい」ことはきちんと「伝える」必要があるのです。

このような導線づくりや導線の整理が販促に関わるデザイナーの使命であると思って日々の制作に取り組んでいます。


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