私にはお年頃の娘と息子がいるのですが、彼ら彼女らにいつも口を酸っぱくして言っていることがあります。
それは、
「LINEでは大事な話は絶対にしないこと」
「揉めそうなったり、揉めてしまったら、絶対に会ってお話をすること」
という2つのことです。
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文字を使ったコミュニケーションって本当に難しいんです。
たとえば、
「何様だよ」
という言葉。この文字から受ける印象って、グッサリきますよね。完全に攻撃の要素を含んだきつい文言に見えます。
でも、実際にこれを書いている相手は、超満面の笑顔でニコニコしながら、もしくはお腹を抱えながら笑い転げてこの言葉を打っているかもしれません。
会っているときだったら相手の表情であったり、その場の空気であったり、会話の流れだったりなどから、
「冗談で言っているんだな」
ということがわかるのですが、LINEでこれが送られてきたらちょっとびっくりしちゃうかもしれません。
コミュニケーション能力の高い人だったり、「何様だよ」だけだと相手に誤解を与えてしまうことを察せられる人だったら、
「何様だよ~笑」
「なにさま~~©IKKO」
「何様だよ❀.(*´▽`*)❀.」
なんて少し崩したり、敵意がないことを伝えるために「笑」を加えたり、顔文字をつけるかもしれません。
もっともっと敏感は人は、そもそも誤解を与えかねないようなこの言葉をあえてチョイスしないかもしれませんね。
でも、みんながみんな文字を使ったコミュニケーションのプロではないですし、そもそも学校でLINEやメールなどを使うときの注意点であったり、コミュニケーションのノウハウを教えてもらうことはありませんから、どうしても齟齬(そご)や行き違いって生まれちゃうんですね( ´。•ω•。` )
「はい。わかりました」
こんな返事が相手から来たとき、ちょっと嫌な気分になりませんか?
でも実際の相手は笑顔でこれを打っているかもしれませんし、負の感情を込めて返事をしているわけではありませんし、「は~~い! わかりました~~~!」と心の中では返事をしているのに、実際にスマホで打ってる文言はこれだったりするんです。
普段のやり取りの中だったらまだいいのですが、相手とギクシャクしているときだったり、軽い喧嘩をしているときなどは、この行き違いは大きな大きなわだかまりを更に生むこともあります。
顔を合わせてお話をしているときならなんでもないような一言が、別離の決定打になってしまうこともあるんです。
大切な話こそ、相手とギクシャクしているときこそ、LINEでのやり取りはいつも以上に慎重になる必要があります。もちろん、受け取る側のこちらも、いつも以上に相手の心情であったり状態を察する必要が出てきます。本当に難しいですよね……。
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顔が見えないからこそ起きる行き違いや誤解の例として、架空のLINEのやり取りを挙げさせていただきます。
あくまでも架空ではあるのですが、実際にこういう対応ミスをして別離に至ってしまうカップルの方が多いんです涙
LINEやメールは、ついつい言葉足らずになってしまいます。
会っているときと比べて、伝える情報量が圧倒的に少ないからですね。だから、リアクションひとつが命取りになったりもしてしまうんです。
なぜこのカップルが別れてしまったか、おわかりになりますか?( ´。•ω•。` )
LINEやメールでのやり取りは、実際に顔を合わせているとき以上に慎重になさってくださいね。とくに、大事な局面ではご注意くださいね。
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