男性を一発で不機嫌にさせる言葉

女性はむしろポジティブな意味合いで言ったつもりなのに、言われた方の男性がなぜか不機嫌になってしまう魔法の言葉があります。

それは「あなたって〇〇だよね」という一言です( ᵕᴗᵕ )

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男性は誰からも自分のことを分析されたくない、と思う生き物なんですね。

あなたは〇〇だよね、という女性からの言葉は受け取る男性側からすると、マウントを取られてるように感じたり、上から目線で言われたように感じてしまうのです。

同時に、底の浅い男だと思われていると感じたりもするんですね。

そもそも分析をされるということを子供の頃から、親、教師、上司などから日常的にされてきて、それがストレスにもなっているんです。大抵は分析と小言、批判はセットになってもいます。

だから、分析自体に良い記憶がないんですね。

「あなたのことは全部お見通しよ」

「どうせあなたは〇〇なんでしょ？」

と、ネガティブなトーンで感じ取ってしまうのは男性脳の特徴でもあります。

その内容が当たっていようがいまいが、関係がないんですね。あなたは〇〇である、と断定されること自体が男性からすると不快にしか思えないんですね。

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どんな男性でも常に「俺様思想」というものがあります。

「俺は一番だ」

「俺は誰よりも強い」

「俺は誰よりもゲームが上手い」

「俺はあいつよりも優秀し有能だ」

という感覚ですね。でもこれって女性からしたらあまり理解が出来ませんよね。

「誰かと比べなくてもいいじゃない」

「あなたはあなたよ」

「別に、一番になろうとしなくてもいいんじゃない？」

そんなふうにちょっと引いてもしまいます。

人類が誕生してから約50万年──男性は常に誰よりも強く、誰よりも勝っていないと生き残ってこられませんでした。勝者でなければ子孫も残せなかったんですね。

「ほどほどに……」とか「オンリーワンでいいじゃない」で済ませていた男性は50万年を生き残ってこられませんでした。ちょっと大袈裟ですけどね笑

逆にいうと、いまこの世に生を受けている男性はすべてこの50万年の勝者の子孫なんですね。

だから、DNAにはびっちりと「誰よりも一番になれ！」という先祖からの訓戒が刻まれているんです。

まさに本能ですね。

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そんな「俺様は一番なのだ」という男性からすると、分析をされるということは敵対行動に感じてしまったりするんです。

上から目線に受け取ったり、マウントを取ろうとする行動に見えてしまうんですね。

すぐに分析されるほどの底の浅い男だと思われるのも、男性からすると本能的に「怖い」と思ってもしまいます。

その内容が当たっていればいるほど、烈火のごとく怒ったりもします。敵認定したりもするんですね。

「あなたって、ラーメンに胡椒入れるの好きだよね」

「あなたって、白いスニーカー好きだよね」

なんていうなんでも無いような分析でもいい気分はしませんし、ましてや、

「あなたって、機嫌が悪くなるとすぐ黙るよね」

「あなたって、ボスから怒られた日はずっと引きずるよね」

「あなたって、いつも鈴木さんをライバル視してるよね」

「あなたって、調子のいいときしか連絡してこないよね」

なんていうちょっと否定的なニュアンスの分析を言われたりすると、たちまち不機嫌になるんです。

分析されること自体が敵対行動なのに、そこに自分の弱点だったり、批判的要素が混じっていると反射的に不快感が湧いちゃうんですね。

そして、咄嗟に「いや、別にそうでもないよ」と反論します。

中には「へぇ～、よく見てくれてるね！」と喜んでくれる男性もいますが、これは全体の10％前後です。いわゆる女性脳を持っている男性ですね。

ちなみに男性同士で「お前って〇〇だよな」と言うと、「おめーに俺のなにがわかんだよ！」と、下手をしたら殴り合いの喧嘩になります。

男性は、男性同士でなにを言えば喧嘩になるのかを本能でわかっているので、相手のことを分析した結果を口に出すことはほとんどありません。

それを言うときは、決別覚悟の上だったりもします。本気で相手のタメを思っているとき以外は言いません。

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でも、これが男女になると厄介なんですね。

男性は分析されるのを嫌がるし、それを口に出して相手に伝えることを控えるのですが、女性は男性とは真逆に分析されたがるんです。

そしてそれを言葉にして伝えてほしいんですね。

「君って、夏は冷麺をよく食べるよね」

「元気がないときは、歩幅が狭くなるよね」

「落ち込んでるときは、ちょっと明るめのネイルを使うよね」

なんて好きな人から言われると、「私のこと、そこまでよく見てたんだ！？」と嬉しくなったりします。

理解をされたり、分析をされるということは女性からすると敵対行動ではなく、愛情の先にある行動だと感じるんですね。関心があるということの裏返しに受け取るんです。

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あなたがもし女性なら、それがたとえポジティブなことだったとしても、彼の分析を口に出すのは控えた方がよいです。

もしどうしても伝えたいことであれば「あなたの〇〇なところって、一番だと思う」と自尊心をくすぐるワードを含めて下さい。

批判や指摘を含んだ分析はご法度です。よっぽど信頼関係ができていないと、1km四方が吹き飛ぶ地雷を踏むのと同じです( ; -᷄ ω-᷅)

あなたがもし男性なら、どんどん彼女の分析を口に出してみて下さい。彼女のことで思ったこと、感じたことを伝えてあげて下さい。

でも──顔や体のことだけはご法度です。

地雷がミリ単位で仕掛けられているのです。踏んでしまうと、地球が吹き飛びます。

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