相手の気持が萎えてしまう瞬間

知らず知らずにやってしまっていることで、お相手の気持が萎えていくあなたの行動・言葉というものがあります。

それは、要求水準が上がりすぎてしまっている──ということです。

別の言い方をすると「してもらって当たり前」だと思ってしまっている潜在意識が、相手から見えちゃうと気持ちって萎えるんですね(´•̥ ω •̥` )

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たとえば最初のデートで、相手がドアを開けてくれたらやっぱり嬉しいし、感謝しますよね( ᵕᴗᵕ )

「優しいなぁ」とか「すごく紳士的だなぁ」なんて、ちょっと胸がキュンとしちゃいます。

すごく簡単なことだったり、なんでもないようなことかもしれないけれど、「自分のことを大事にしてくれてるんだ」と嬉しくなります。

こちらの持っている荷物を「すっ」となにも言わず代わりに持ってくれたりしたら、それも嬉しいですよね( ˶ ̇ᵕ​ ̇˶)

カフェでケーキを食べようとしたら、さり気なくフォークを渡してくれたりして、そんな気遣いに「あ、ありがとう///」なんてときめいたり。

レストランで食事をしているとき、あなたのグラスの水が減っているのを見逃さずに、水を継ぎ足すために店員さんを呼んでくれたり。

でもこれって、一度してもらうと、次からはそれが「当たり前」だと潜在意識で思ってしまうんですね。当たり前だと思ってしまうその水準のことを、要求水準と言ったりします。

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一番最初の頃はしてもらったことに対して感謝ができていたり、嬉しいと感じていたことが、次回からは「当たり前」だと思ってしまうんですね。やってもらって当たり前──の水準がひとつ上がってしまうんです。

これは潜在意識レベルでそうなってしまうことなので、よっぽど気をつけていないと自分では気がつけません。

水準が上がっているあなたからしたら、当たり前のことをしてもらっているのだから当然感謝の気持ちは浮かびませんし、無感動になるんですね。

それだけならばまだ良いのですが、問題は、要求水準が満たされないと、あなたにとっては欲求不満になり、ストレスになったり不安になったりすることなんです。不満が生まれちゃうんですね。

もう愛情がないのかなとか、こちらのことをどうでもいいと思ってるのかな……なんて汗

そして最大の問題点は、相手からすると上がり続けた要求水準が負担になっていき、息苦しくなってしまうことなんですね(´•̥ ω •̥` )

要求水準が満たされないと、その不満やストレスや不安は言動となってあなたに現れます。ときにはぶつけてしまうかもしれません。

「もうドアも開けてくれないんだね」

「最初の頃はバッグを持ってくれたのに、そのときの気持ちはないんだね」

「お店にいるときだって、いつも気遣ってくれてたのに、いまじゃ自分だけさっさと食べてさ」

なんて、つい小言を言ってしまったり……口に出して言わなかったとしても、心の中ではついそう考えてしまいます。

その結果、最初は感謝が出来ていたことが感謝できなくなり、やってもらって当然だし、やってもらえなかったら不満が生まれる……という危ない螺旋階段に入ってしまうんですね。

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最初は一緒にいられるだけで幸せだったのに、気がついたらいまでは多くのことを相手に要求している──そんな状態は、自分にとっても負担だし、相手にとっても重いのかもしれません( ᵕᴗᵕ )

相手になにかを求めることが悪い、ということではありません。感謝する気持ちを忘れてはいけない、ということですね( ˶ ̇ᵕ​ ̇˶)

感謝の気持ちが無くなったり、それを表現することをしなくなると、どうしても関係性ってギクシャクしていくものなんです。

欲しがったらいけないということでは決してありません。要求する気持ちを持ったらいけないということでもないんですね。

感謝する気持ち、嬉しいと思う気持ちを忘れたらいけない──ということです。

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逆の立場で考えてみましょ( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾

たとえば相手のお風呂上がりに合わせて、手の届きやすいところにバスタオルを準備してあげたら、

「うわー、ありがとう！ すごく気が利くなぁ！ 嬉しいよ！」

と大喜び。

でも、2回目からはそんな言葉も出てこなくて、「すん……」と無言でタオルを手に取って体を拭きはじめて。

数回後にはあろうことか、

「ねー、タオル無いんだけど」

「タオルそこに置いたら取りづらいし、床がびしょびしょになるだろ」

なんて言われちゃったりして( ; -᷄ ω-᷅)

要求水準が上がり、これまでは満足できていたり感謝できていたことができなくなる──というのは、つまりこういうことなんですね。

こんなことをもし言われたら、「あぁ、この人駄目だわ……」って思っちゃいますよね汗

あなたも同じようなことを相手に言ったりしてしまったりしていないかを、ちょっとだけ振り返ってみると、ギクシャクしている関係性が改善したりするかもしれませんよ♡

要求水準の上がり過ぎにはご注意です。意外とこれだけのことで、はじめの頃のような、甘酸っぱい二人に戻れることもあるんですよ～！

「出会ってくれてありがとう」

そんな最初の頃の感謝の気持はいつまでも忘れずに、ですଘ♡ଓ*:ﾟ

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