「頑張れ」と「親切心」と「言葉の選び方」

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昨日はこちらで初めてブログを書いたため、
なんだかよくわからなくて、適当な写真とタイトルにしてしまいました。
すみません。

今日のお花は「白いベゴニア」です。
花言葉は「親切」。
「親切心の逆効果」という言葉がありますように、
良かれと思ってしたことが裏目に出てしまった……
そんな経験をされたかたも多いのではないでしょうか。

特に私が最近思いをめぐらせますのは、
「頑張れ」といった言葉についてです。

ひとはこの言葉を、特に考えはなく、
なんとなく使ってしまうようです。

もののたとえですが。
あなたは希望の学校に入学するため、
睡眠時間すら削って毎日必死で勉強をし、
余暇も勉強勉強の日々を長い間送っています。
それでも、確実に合格できるかはわからない。

そんな不安定で、ひどく疲れている時に、
「もっと勉強頑張れよ!」とか
「合格できるように頑張ってね」
……なんて言われたら、あなたはどう思いますか?

表向きは「ありがとう! 頑張る!」と言うかもしれませんが、
何かもやもやした気持ちになりませんか?

(自分は寝る間も惜しんで頑張ってるのに、まだ頑張りが足りないのか?)
とか、
(うるせー! もう充分頑張ってるよ! これ以上どうしろっていうんだよ!)
とか、そんなふうに思いませんか?

もちろん、「頑張れ」と口にした人物に悪気はなく、厚意や親切心から
その言葉を唇に乗せたのだと思います。

しかし、親切心さえも、他人を傷つけてしまうことがあります。
まったくそんなつもりはなくてもです。

なので、「言葉の選び方」を、普段から考えておくと良いかもしれません。
要は、想像力の問題です。

(Kくんは毎日2時間しか寝ないで、昼休みもずっと勉強してるよね。なんて声をかけたら喜んでくれるだろう?)

と、考えるのです。

すると自然に、

「Kくん、毎日頑張ってるね。体調大丈夫? 何か手伝えることある?」
とか
「Kくんずっと頑張っててすごいな。おれも一緒に頑張るわ」
とか、「優しい気遣い」が生まれると思うのです。

「頑張ってるね」と肯定されて腹を立てる「頑張ってるひと」は、
そういないと思います。

なので、「親切心」を出すより、
(この人には、どんな言葉が必要だろうか?)という、
思考力と想像力を磨くことをおすすめいたします。

私は、「頑張れ」と言う言葉を使わずに、
他者を肯定したいと思っています。
ワンコインにてお悩み相談を受け付けておりますので、
もしよろしければ、お話を聞かせていただきます。
以下にて受け付けております。



それでは、良い連休をおすごしください。


20209/20 巴 早妃












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