ココナラでの気づき

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コラム
初めて電話相談を実施して気づいたことをだらだらと書きます。

運営会社、(株)ココナラって資本金11億円の企業なんですね。たまにTVを見ると、「得意を売りたいココナラ」というCMが耳に残ります。 取引件数100万件超えとのことなので、平均売価が1万円だとすると100億円で手数料収入は22%の22億円? 何年掛かったかわからないけど、少し低過ぎる感じがするので、平均売価は5万円から10万円程度だと推測します。 結構高価なサービスが売れているのですね。ネット社会が進化しながら、コロナ禍の中でおうち時間が長くなったし、副業に興味を持っている人も増えたので、取引件数や売上総額は、今の10倍くらいに成長しても不思議ではない気がします。

そもそも需要はどれくらいあるのでしょう。主なサービスは、デザイン関係、習い事・趣味、占い、相談・カウンセリングかな? どのサービスを求めるにしても、ベースとして、誰かと話したい、普段の生活範囲外の経験や知識が豊富な人に意見やノウハウを聞きたいという欲求があるのでしょう。誰でも良いわけではないでしょうし、サービス単価だけでも決まらない、相手との相性が肝なような気がします。人間関係の中で相手に対する印象は大きな影響を与えます。凄い人だと感じている相手の言葉は素直に聞き入れるのでしょう。 どうやって凄い人だと感じてもらえるのかが主品者の工夫がいるところ。

YouTubeで検索すると、ココナラで何百万円も稼いでいるような動画がたくさんあります。 この人たちって、確定申告しているのでしょうか? 今は、e-taxで家に居ながら簡単に確定申告できるので便利ではありますが、あまり大儲けしていることを公表していると税務調査で狙われるのでしょうね。

一方、購入者の満足度はどうなのでしょう。HP作成など、IT企業に頼むと5頁程度の簡単な構成のHPでも、100万円くらいはかかるでしょう。また、SEO対策などHP運用で月に数万円という感じで、業種や事業者によっては(あまりITに詳しくない、時間が無い、センスが無いなど)、効果が高いのでしょう。ココナラだと数万円からHP作成してくれる出品者がいっぱい出てきますが、価格差ほどに差は無いのではないでしょうか? これも相手との相性によって満足度は大きく変わるのでしょう。

私の場合、普段、よく補助金申請や相続のご相談を受けるので、それを電話相談として100円/分で出品していますが、あまり食いつきは良くありません。同じ行政書士なのでしょうが、補助金申請の事業計画書作成を数万円から10万円超で出品している人もいますが、どうやっているのでしょうか?トークルームや電話だけで資料のやり取りをしているのだと思いますが、定型業務ではないので、やりとり自体が難しい気がします。または、薄い事業計画書にしかならないと想像します。

もうちょっとこのスキルシェアリングを体験したいので、何か新しいテーマの電話相談を出品してみます。


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