就活の自己分析、うまくいってる?

記事
ビジネス・マーケティング
就活のマニュアル本を読みました。
私は公務員志望だったので、企業向けのマニュアルは初めて読んだかも。

うんうん、必要な事が、分かりやすく書かれていますね。(上から目線で、ごめんなさい)
自己分析の必要性、自分を振り返り、他人に印象を訊く。そのやり方まで丁寧に載ってます。
今の私なら、このマニュアルに沿って自己分析できると思います。

ですが、学生時代にできたかと言うと・・・できなかったと思います。
「あなたはどんな人間ですか?」と訊かれても・・・ねぇ。あまり考えずに生きていたし、好き嫌いで物を判断していたし。

では、何故、今ならできるのか?
仕事をしながら、相手を観察し、自分を知り、働き方を調整してきたから。
まず、相手のタイプを読み、納得してくれる物を提供できれば、話が早く進みます。法令根拠を重視する人、口頭のやり取りで済むけどツッコミがするどい人、根拠理由に客観的なデータを求める人・・・色々な人がいます。
それを考慮しないで、自分だけが納得できる「完璧」な資料を作っていても、リテイクが増えるばかりで、先に進めません。

対策と自己分析の具体例を書きますね。
・根拠法令を遵守する人・・・法令集に付箋を付けまくるか、ネットで検索した法令を抜粋してコピー&ペーストした紙を持って、説明に行く。(割と、途中経過は気にしない。前例踏襲でもOKが出る率高し。)
(心の中では、「細っかい!」「面倒くさい」と思っている→私は慎重さ、堅実さより、現実的な素早い対応を求めるタイプ)
(注)法令の根拠を把握するのは、公務員の基本です(その点では、私はダメ公務員でした)。また、把握しておくと、トラブルが起きた時の対応が早くできます。

・ツッコミがするどい人・・・私の想定を超えた視点をぶっこんでくるから、2、3個揃えた時点で説明に行き、突っ込まれた部分を追加調査する。説明しながら資料を提示しようともたもたしていると、イライラしているのが伝わってくる。
(私よりせっかちだな→頭の回転が速い人→資料作成より、自分の頭の中で整理して、口頭で伝えるのを好む。途中で、何度か意見交換しておく方がよい。→私は資料を見せたいタイプ。自分の記憶力に自信が無く、他者(資料)に根拠を求める、依存傾向あり。)

・客観的なデータを求める人・・・「税金を使わせてもらうんだから、一個人が「自分はこう感じた」ではなく、ちゃんと納税者に納得してもらえる根拠を持て」と何度も言われました。
(そんな都合のいい資料ないよ→集めたデータを分析し、解釈するのは苦手だ。今度、統計の研修があったら、出席させてもらおう。→仕事を通して部下を育てようと思っているから、どんどん質問して、色々教えてもらおう。→私は、他の人に相談や質問ができるタイプ)

こんな感じで、アルバイトや部活の人間関係で、自分がどう思い、どう対処したか思い出してみてください。どうかな?できそう?

ちなみに、私の長所は、「相手に合わせることができる」です(迎合するのではなく、対応戦略のパターンが多い)。
あ、プライベートでは合わせませんよ(笑)。私は「頑固」ですから。

(初出 R2.9.15、修正R2.9.16)





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