11受験直前 面接力アップで大逆転も可能!②

記事
コラム


前回は、1つ目の誤り、「それは話すことばかり考えていること」について書いた。今日は2つ目の誤りについて書いていく。

初対面1.jpg


□2つ目の誤り それは第一印象を甘くみていること

よく第一印象で面接は決まる!そんな文章を昔からよく読んできた。
「確かに、まー大事だよな」くらいの感じで、結構な年数の間、理解してきた。

「でも、話の中身がしっかりしてたら、そんな印象は覆して高い評価を受けることができる」とも思い、そのことを口にもして指導してきた。

今、思う。そう指導していたころに自分にこう言いたい。

「ばかやろー!」って。

しかし、ある時期から第一印象が無茶苦茶大事だって考えるようになった。

そう、本当に第一印象は大事なのである。

では、なぜなのか?
ドライブ1.jpg


□妻とのドライブ

いつもこの話をする。

妻とドライブしていると、私はラーメン屋や牛丼屋を見つける。一方妻は、パン屋などを見つける。

私と妻の視界には、全部入っているはずである。しかし、私はラーメン屋や牛丼屋。妻はパン屋なのである。したがって、私はパン屋を見逃し、妻はラーメン屋や牛丼屋を見逃しているのである。

ラーメン.jpg


何が言いたいかって。

そう、人間は見たいものしか見ないってことである。
例えば私が面接を受けにいって、

ドアを開けて最初の挨拶を、大声で「チワーース!!!」言えばどうなるだろう。

あなたが面接官ならどう考える?
私が面接官なら、「こんな無礼な人間は、絶対に落としてやる!」と思うことだろう。

じゃあそこで何が起こるか?

この人間は相当に良くないって判断した場合、人間はそのことを証明したくなるのである。

「チワーース!!!」の人間の良くないところを見たいのだ。

だから良くないところ、良くないところを目ざとくチェックしていくのである。


探す1.jpg


そして、時折いい点があったとしても、 丁度私がパン屋を見逃したように見逃しがちになるのである。

つまり第一印象が悪いと、悪いところ探しのゲームが始まるというわけである。

しかし、その悪いところ探しをやっている面接官にその自覚はない。極めて公正にやっているつもりなのだ。

第一印象が良ければどうなるのか?全く逆のことが起こるのである。

面接 礼.jfif




つまり、いいところ探しのゲームが始まるのだ。この場合も面接官は全く、そんなことをしているつもりはない。

いいところ探しに奔走する面接官は、やはり私がパン屋を見逃したように、悪い点は見逃しがちになるのである。

探す2.jpg


よく心理学などの本を読むと、第一印象をひっくり返すには2時間は必要と書いてある。2時間もあれば、面接はとうに終わり、すでに家で寛いでいる時間になっているかもしれない。

もう一度繰り返す。

面接をいいところ探しのゲームにするか、悪いところ探しのゲームにするか?

そのどっちにするか?
分かれ道.jpg


その分かれ道が、面接官に与える第一印象なのである。
ここは大きな分かれ道である。

第一印象については、どんなに気を使っても使いすぎというものはない。

初対面2.jpg


じゃあ、どうすれば第一印象が良くなるのかってことについては、是非私の指導を直接受けに来ていただきたい。

 次回は、3つ目の誤りである「ゴールは目の前の生身の人間の心に響かせること」について説明させていただく。

さて、面接は、推薦系入試で大逆転が狙える最大のチャンスである。

目の前の面接官の心を動かす、面接官の印象に残るパフォーマンスができるよう、しっかり対策してくことが重要である。

そして、面接は、うまく準備すれば、そこにかけるエネルギーは小さくても、爆発的に点数にはねかる試験なのである。やらない手はない。

そして、辻野はこの指導のプロ中のプロである。

 この度も、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す