オンライントレーニングのメリット・デメリット

記事
コラム
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、4月からオンライントレーニングを開始しています。緊急事態宣言中は練習が行える場がないことから、週2回オンライントレーニングと自宅や屋外でできるトレーニングメニューを伝え、身体機能の維持に努めてきました。緊急事態宣言解除後も週1回はオンライントレーニングを残し、今にいたっています。
今回はオンライントレーニンを約8か月間行っている中でのメリット・デメリットにつきまして、書かせていただきます。
私が行っているオンライントレーニングの概要は以下の通りです。

対象
10代のユース選手

トレーニング頻度・時間
週1回60分(年代によってトレーニング行う時間帯を分けています)

参加者数
1回のトレーニングにつき4~6名

実施内容
・フィジカルトレーニング
・身体に関するミニ講義

メリット
・ネット環境が整っていればどこにいても参加ができる
・移動を必要としない
・新型コロナウイルス感染リスクゼロ
・直接会えなくても状態把握やコミュニケーションがとれる

デメリット
・細かいフォームの伝達が難しい
・視診や動作分析のみで触診が不可
・タイムラグが生じてしまう
・トレーニングによる怪我などのリスク管理が行いにくい

緊急事態宣言解除後に練習を再開しても、ケガにする選手がいなかった事は本当によかったと思います。(全国的に練習再開時の急激な負荷によりケガをした選手が多かったようです)直接的なトレーニングと比べて質的な部分は落ちるかと思いますが、量的な部分は確保できるのかなと個人的には思いました。
オンライントレーニングにおいては質的な部分を可能な限り落とさない工夫が必要になってくると感じました。また直接なパーソナルトレーニングとオンライントレーニンを組み合わせる事により、よりよい効果が期待できるのではなかと思いました。
新型コロナウイルス感染症が拡大している中でもオンライントレーニング等を活用しながら、選手に対してよりよいサポートができたらと思います。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す