Apple silicon 搭載MacのProtoolsでVoisonaを使ってみた

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音声・音楽
今後、新たにボーカロイド関係の依頼も受けれるようになろうと思い、練習がてらボカロ系ソフトを試してみました。

ただ、自分の環境がApple silicon 搭載Macであることと、DAWがProtoolsであることから、かなり困難なチャレンジかと覚悟してました。

そんなとき、諦めきれずに調べてみたら、こんな技があることに気が付きましたので書いてみます。

必要なソフト

必要となるソフトは次の3つ

1 Protools(まあそうですね)
2 Voisona(これが歌ってくれます)
3 Blue cat’s PatchWork(上の2つを繋げます)

Voisonaは公式サイトから無料ダウンロードできます。ボイスデータも知声さんでしたら無料です!!

インストール方法などはいろんなサイトにありますので、調べてみてください。

ここでは3番のBlue cat’s PatchWorkについて書いてみます。

Blue cat’s PatchWorkとは?

これはいわゆるプラグインソフト音源みたいなものですが、これを立ち上げるだけでは音は出ません。

上の写真がそれなんですが、小さなブロックが積み重なったような外観してますよね?



このブロックの中に「BC Dynamics」とか「Delay」とかが見えるんですが、これが読み込んだプラグインエフェクト。

「+」って薄くなっているところには、まだプラグインが読み込まれていません。

この部分にAUでもVSTでもなんでも読み込ませれば、普通にプラグインとして使えてしまいます。

ということは・・・

たとえば、Logic Pro で使いたいプラグインがVST規格しかないとき、このBlue cat’s PatchWorkを立ち上げて、その中に使いたいVSTエフェクトやVST音源を読み込ませれば、Logicで普通にVSTが使えてしまうということです。

カリメロの場合はProtoolsを使っているのでAAX規格のプラグインしか使えないんですが、これを使うことによって、AUだろうがVSTだろうが、なんだって使えるようになってしまいます。

実際にはVoisonaでしか使ってませんけd・・・

けど・・・Voisona普通に動きました!!歌ってくれてます!!

素晴らしい・・・

実際の読み込ませ方



Blue cat’s PatchWorkを立ち上げて「+」をクリックして使いたい規格(ここではVST3を選んでみた)を選ぶと


こんな図が出てきて焦ったりしますが、使いたいプラブインをダブルクリックすると


ほら、このとおり!!

Blue cat’s PatchWorkの中でVoisonaがしっかり立ち上がっています!!感激!!

もちろんVoisonaだけでなく、他のプラグインでも動かせるハズなので、お好みのもので実験してみてください。

で、恐らくもっともっとすごい使い方ができるハズなので、発見したらぜひ教えてください!!

それではボカロ系のご依頼も受けれるよう頑張ります!!
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