先日、レッスンをお申込みいただき、ベストを作りたいという事で、オンラインでレッスンを始めた編み物初心者の生徒さん。
「このベストを作りたい!」
と、見せてくださった編み図に”ハマナカメリノウールファー”と書かれていた。
ファー毛糸を編んだことが有りますでしょうか?
・毛が絡まって編む際に引っかかって編みにくい!
・編みなれた私でもファー毛糸は、苦戦する!
・編み直しは皆無!
・編み目が分からないので、すくいとじは勘しかない!
こんな毛糸を初心者さんに使わせる事はできない(-"-)
編み物普及活動をしている私からしたら、
折角、編み物に興味を持っていただいて、勇気を振り絞って私にアポイントしてくださったのに、
挫折させるわけにはいきませんでした。
私も勇気を振り絞って生徒さんに言いました。
「メリノウールファーの毛糸は、私でも苦戦する毛糸なので、まずは、普通の並太でスヌードを制作してみませんか?」
すると、生徒さんからお返事が有りました。
「そんなに難しいのですね。並太毛糸でゲージを編んでいても間違えたり、編みなおしたりしているレベルなのに、ファー毛糸は無理ですね。先生が仰るように、まずは普通の編み方で何かを作ってみたいです」
と、答えてくださいました。
挫折していなかった!編み物の熱はまだ冷めていないようでした。
毛糸のラベルに書いておいてほしいものです。
上級者向け毛糸!
高額な毛糸なので、編めない人がまず買ってみようと思わない毛糸だけれど、
編み図を手にして、上級者と一緒に編めば編めると思う人もいるようです!
編み物メーカーさん。
毛糸メーカーさん。
毛糸のマーケティングは成功しているかもしれませんが、
購入後のエンドユーザーは困っています。
私もわかりやすい編み物教室を目指しています。
一緒に若い方が編み物を手軽に始められる環境や知識を伝えていきましょう!
私は、人の成長や、情熱が大好きです!
編み物から人の成長や情熱を燃やし、学ぶ姿をこれからも応援していきます。
だから!
毛糸のラベルにレベル表記をお願いいたします<m(__)m>
何卒!よろしくお願いいたします。
伝わりますように・・・
前身ごろ出来ました。
次は後身ごろ!
頑張って作ります!